V10の10周年を記念した「アウディR8」の限定モデルが登場

2019.03.05 自動車ニュース webCG 編集部
アウディR8 V10ディセニアム
アウディR8 V10ディセニアム拡大

アウディ ジャパンは2019年3月4日、「V10エンジンの10周年」を記念した世界222台限定の「R8 V10 Decennium(ディセニアム)」を発表した。ドイツにおいてこの限定車は、最新の「R8」と同時に発売されるという。

マットブロンズ仕上げの20インチホイールを装着する「アウディR8 V10ディセニアム」。ボディーカラーは専用色として設定されたデイトナグレイ マットエフェクトのほか、6色から選択できる。
マットブロンズ仕上げの20インチホイールを装着する「アウディR8 V10ディセニアム」。ボディーカラーは専用色として設定されたデイトナグレイ マットエフェクトのほか、6色から選択できる。拡大
キルティングデザインのスポーツシートやアルカンターラを用いたステアリングホイールを採用している。
キルティングデザインのスポーツシートやアルカンターラを用いたステアリングホイールを採用している。拡大
最高出力620ps、最大トルク580Nmを発生する5.2リッターV10エンジンを搭載。マットブロンズ仕上げのエアインテークを採用する。
最高出力620ps、最大トルク580Nmを発生する5.2リッターV10エンジンを搭載。マットブロンズ仕上げのエアインテークを採用する。拡大

車名にあるディセニアムという名称はラテン語の“10年”を意味するもの。「10年にわたって人々を魅了してきたV10エンジンを記念とともに、モータースポーツにおける栄光の歴史を表している」とアウディは説明している。

R8のクーペをベースにしたディセニアムは、専用ボディーカラーとしてデイトナグレイ マットエフェクトを設定。20インチホイールとエンジンのインテークマニホールドはマットブロンズ仕上げとなり、フロントスポイラー、サイドシル、ディフューザーはグロスブラックで塗装。車体前後のアウディリングとロゴはブラックに、サイドブレードとドアミラーハウジングはグロスカーボンファイバー製になるなど、特別な仕様となっている。

インテリアでは、グロスカーボンファイバー製のインレイやキルティングデザインのスポーツシート、アルカンターラを用いたセレクターレバーとステアリングホイールが採用されているほか、各所にコッパーカラーのステッチが施されている。

リアミドに搭載される5.2リッターV10自然吸気エンジンは、最高出力620ps、最大トルク580Nmを発生。0-100km/h加速3.1秒、最高速度331km/hという実力を持つ。

発売は2019年春を予定しており、前述の通り最新のR8と同時に発売される予定だ。価格は22万2000ユーロ(邦貨換算約2815万円)。日本導入時期や価格、販売台数などに関しては未定となっている。

(webCG)
 

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