オーゼットジャパンが2019年の新商品を発表
2019.04.11 自動車ニュース![]() |
オーゼットジャパンは2019年4月10日、都内でプレス発表会を開催し、2019年の新商品を披露した。
「O・Z(オーゼット)」はモータースポーツ活動から得られた高いパフォーマンスとイタリアンデザインの融合によって生み出された、イタリア発の世界的なホイールブランドである。モータースポーツの最高峰であるF1世界選手権では参加10チーム中、7チームにホイールを提供。このほかWRCやフォーミュラE、インディカー・シリーズなど、数多くのカテゴリーにホイールを提供することで最先端の技術を蓄積し、そのノウハウを市販車用のホイールにフィードバックしている。
日本では、1989年にオーゼットジャパンが設立され、2019年の10月20日に30周年を迎える。そのためプレス発表会には同社の内山晶弘社長に加えて、この日のためにイタリア本社から来日したプロダクトマネージャーのサムエル・セガーラ氏が登場し、日本限定モデルを含め、たくさんの新商品を紹介した。
中でも注目が、新作の「SUPERTURISMO EVOLUZIONE(スーパーツーリズモ エボルツィオーネ)」だ。O・Zでは2013年にセンターロックルックのセンターカバーを装着した「フォーミュラHLT」を発表したが、以来、他ブランドのホイールも含めてこのセンターロックルックが市場で人気を集めるようになったという。そこで“本家”であるO・Zが人気の「スーパーツーリズモLM」をベースに、センターロックルックのカバーをあしらったのがスーパーツーリズモ エボルツィオーネである。
また、インディカー・シリーズで全参加チームの95%にホイールを提供しているO・Zは、インディカーのダブル5スポークデザインを踏襲する「インディHLT」もリリース。こちらも、オプションでセンターロックルックのカバーが選べる。
他にも日本限定カラーや日本車向けサイズなどを追加することでO・Zは、欧州車ユーザーはもとより、さらに多くの日本車ユーザーにもアピールしたい考えだ。
(文=生方 聡/写真=生方 聡、webCG)