三菱がコンパクトカー「ミラージュ」と「アトラージュ」を改良 「ダイナミックシールド」デザインでフロントを一新
2019.11.18 自動車ニュース![]() |
三菱自動車は2019年11月18日、コンパクトハッチバック「ミラージュ」と同セダン「アトラージュ」のデザインを一新し、同日、タイで発売した。同年11月28日にタイで開催されるモーターエキスポ2019で実車を公開する。
ミラージュとアトラージュは、1.2リッターエンジンを搭載する三菱のグローバルモデルで、2018年には両車合計で14万台を販売。累計販売台数はミラージュが約65万台、アトラージュが約28万台に上る。
今回の改良では、最新の三菱車に共通するフロントデザインコンセプトである「ダイナミックシールド」を採用。左右から中央に向かって包み込むようなバンパー形状と水平・垂直基調のスクエアなラインで構成するフロントグリル部で力強さとシャープさを高め、そのフロントグリルと連続感があるデザインとしたヘッドライトの採用やバンパーサイドにフォグランプを配置することで、ワイドで安定感のあるフロントデザインを実現したと、三菱はその特徴を説明している。
リアデザインは、L字型をモチーフとしたLEDリアランプと、バンパーコーナー部に縦型のリフレクターを配置したスクエアな形状が採用された。車幅いっぱいに広がる水平基調のデザインで、ワイド感と安定感を表現したという。
ボディーカラーは、両モデルともに「ホワイトダイヤモンド」を新設定し、さらにミラージュには鮮やかな「サンドイエロー」がラインナップに加わっている。15インチアルミホイールも新デザインとなり、ミラージュにはスポーティーなツートンカラーの切削加工タイプが、アトラージュにはエレガントなシルバー塗装タイプが設定された。
インテリアではフロントドアトリムのデザインを見直し、アームレストには肌触りの良い生地を採用。メーター文字盤とパワーウィンドウスイッチのパネルにはスポーティーなイメージのカーボンパターンがあしらわれている。
ミラージュの最上級グレードにはファブリックと合成皮革を組み合わせたコンビネーションシートを採用してスポーティーな印象に。アトラージュの最上級グレードには合成皮革を採用したモノトーン仕立てのエレガントなデザインとし、いずれもシートサイドにパイピングとステッチを追加することで上質さを演出したという。
機能面では、7インチスマートフォン連携ディスプレイオーディオ(SDA)を搭載し、Apple CarPlayにも対応している。
ミラージュとアトラージュは、従来と同様に三菱のタイにおける生産・販売会社ミツビシ・モーターズ・タイランドのラムチャバン工場で生産される。
(webCG)
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