ポルシェが「911カレラS/4S」に7段MTを設定 追加費用なしで選択が可能に

2020.04.28 自動車ニュース
「ポルシェ911カレラS/4S」に搭載される7段MT。
「ポルシェ911カレラS/4S」に搭載される7段MT。拡大

独ポルシェは2020年4月28日(現地時間)、「911カレラS/4S」に7段MTを設定すると発表した。同モデルに搭載されている標準仕様の8段PDK(DCT)から差額の費用なしで、7段MTを選択できる。

911カレラ4S
911カレラ4S拡大
「911カレラS/4S」の7段MTは「スポーツクロノパッケージ」と組み合わされる。
「911カレラS/4S」の7段MTは「スポーツクロノパッケージ」と組み合わされる。拡大
シフトレバーでは、Hゲートの右上が7速ギアのポジションになる。
シフトレバーでは、Hゲートの右上が7速ギアのポジションになる。拡大

911カレラSおよび4S用の7段MTは「スポーツクロノパッケージ」に加え、可変駆動トルク配分を備えた「ポルシェトルクベクトリング(PTV)」、機械式リアLSDとセットで搭載される。スポーツクロノパッケージには新しくタイヤ温度インジケーターも組み込まれており、これは先に「911ターボS」で導入されたものと同様のデバイスとなる。

7段MT搭載モデルのスポーツクロノパッケージには、シフトダウン時に自動でエンジン回転数を合わせる「オートマチックレブマッチ」や「ダイナミックエンジンマウント」、「PSMスポーツモード」、ステアリングホイールに備わる走行モードスイッチ(ノーマル/スポーツ/スポーツプラス/ウェット/インディビジュアル)、時計、「ポルシェトラックプレシジョンアプリ」などの機能が含まれている。

7段MTの911カレラSは、0-100km/h加速タイムが4.2秒、最高速度308km/hというパフォーマンスを発揮。車重は911カレラSで1480kg(DIN)と、8段PDKを搭載する同モデルよりも45kg軽量に仕上げられている。

また今回、911のオプションリストには、「ポルシェイノドライブ」と「スマートリフト」が追加された。ポルシェイノドライブは、最大3 kmの走行速度を予測・最適化し、アダプティブクルーズコントロールシステムの機能を拡張する運転支援システムである。スマートリフトは電動油圧システムを用いてフロント部分の地上高を約40mmアップする装置。定期的に駐車する場所のGPSデータをあらかじめ保存でき、その場所に車両がさしかかるとドライバーのスイッチ操作などを必要とせずに、自動で車高が上がる機能も盛り込まれている。

それらに加え911ターボSで導入された「レザーパッケージ930」も、新しい911カレラにオプション設定された。初代911ターボ(タイプ930)を想起させるカラーリングや素材、デザインの前後キルトシートやセンターパネル、キルトドアパネル、レザートリムなどがその内容となる。

さらに合計4kgの重量削減とノイズ低減を果たす軽量合わせガラス(クーペモデルのフロント/サイド/リアウィンドウ)、7色のイルミネーションが選択可能な「アンビエントライトデザインパッケージ」、「パイソングリーン」の外装色などもオプション設定された。

日本への導入の有無や導入時期、価格は未発表。

(webCG)

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