四駆のポルシェ911にパワフルな「GTS」が登場
2011.05.13 自動車ニュース四駆の「ポルシェ911」にパワフルな「GTS」が登場
独ポルシェAGは、「ポルシェ911」シリーズにニューモデル「911カレラ4 GTSクーペ/カブリオレ」を設定し、2011年7月に市場投入すると発表した。
「911カレラ4 GTS」は、2010年9月のパリサロンでデビューした「911カレラGTS」の4WDバージョンだ。
ハイライトとなるのは、「911カレラGTS」と同じパワフルな心臓部。408ps/7300rpm、42.8kgm/4200-5600rpmのスペックは、既存の「911カレラ4」シリーズすべてを上回る。
実際のパフォーマンスにおいても、0-100km/h加速タイムは、クローズドボディの「クーペ」が4.4秒、オープンの「カブリオレ」は4.6秒で、「911カレラ4S」の(クーペ、カブリオレとも)4.7秒をしのぐ。
そして、PTM(ポルシェ・トラクション・マネージメント)を介し四輪を駆動することにより「ポルシェの四輪駆動モデル独特のドライビングプレジャーが味わえる」(プレスリリース)というのが、今回のニューモデルのウリである。
基本的なボディ構造は他の「911カレラ4」シリーズと変わらないが、ブラック塗装のセンターロック式19インチRSスパイダーホイールやブラック仕上げのサイドスカート、ブラックのアルカンターラを随所に配したインテリアなど、独自の装備が与えられる。
なお、日本への導入時期や価格は未定。
(webCG 関)