ピュアEVの「アウディe-tronスポーツバック」発売

2020.09.17 自動車ニュース
アウディe-tronスポーツバック
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アウディ ジャパンは2020年9月17日、アウディブランドとしては日本初となる電気自動車(EV)「e-tron(イートロン)スポーツバック」を発売した。

 
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電動4WDドライブトレインを採用

アウディは2025年までに世界の主要なマーケットで20モデル以上のEVを発売するとしており、2018年9月にはブランド初のEV「e-tron」を発表。翌2019年11月のロサンゼルスモーターショーでSUVクーペスタイルのe-tronスポーツバックを世界初公開した。

今回、日本に上陸したのは後者のe-tronスポーツバック。アウディ ジャパンでは、その日本導入記念限定モデルとなる「e-tronスポーツバック ファーストエディション」をまず販売し、後日、e-tronスポーツバックの標準仕様を導入。その後にSUVスタイルのアウディe-tronが続く予定だ

e-tronスポーツバック ファーストエディションのベースとなる「e-tronスポーツバック55クワトロ」は、前後それぞれに電気モーターを搭載し、前輪と後輪を独立してコントロールする電動4WDを採用。2基の電気モーターを合わせた最高出力は408PS(300kW)で、0-100km/h加速のタイムは5.7秒(ブースト時)を達成する。2基のモーターによるクワトロは、通常走行時はリアモーターのみが作動し、大きな加速が必要な場面やコーナリング時、あるいは、滑りやすい状況などではフロントモーターを作動させてトラクションを確保する。

駆動用リチウムイオンバッテリーの搭載量は95kWhで、一充電あたりの航続可能距離は最大405km(WLTCモード)。交流200Vの普通充電と、CHAdeMO規格の急速充電(50kWまで)に対応している。バッテリーを0%から80%まで充電するのに要する時間は、50kWの急速充電を使った場合で約1時間半だ。アウディ ジャパンではe-tronスポーツバックの導入にあわせて、「e-tronチャージングサービス」(5000円の月会費と15円/分の従量料金が1年目のみ無料)の提供をスタート。日本充電サービス(NCS)加入の充電器が利用可能だ。また、家庭での普通充電器の設置費用をサポートするほか、自然エネルギー由来の電力を提供するプラン(毎月1000円の電力料金割引を1年間行う)も用意する。

バーチャルエクステリアミラー搭載モデルも設定

e-tronスポーツバックのボディーサイズは全長×全幅×全高=4900×1935×1615mmで、同社の「アウディQ8」をひとまわり小さく、少し低くした印象。フロントマスクには「Qファミリー」と呼ばれるアウディのSUVシリーズと同じ八角形のシングルフレームグリルを採用する一方、フレーム部をプラチナグレーとするなどして、Qファミリーとの差別化を図っている。サスペンションは前後5リンク式を採用するとともに、アダプティブエアサスペンションを標準装着することで、快適な乗り心地とダイナミックな走りを両立するという。

インテリアデザインは最新のアウディ各車と同様で、水平基調のダッシュボードに上下2つのMMIタッチレスポンス用タッチパネルをレイアウトし、シンプルな造形と直感的な操作を実現。フルデジタルメーターの「アウディバーチャルコックピット」も採用する。

e-tronスポーツバック ファーストエディションの特徴は、アコースティックサイドガラス、プライバシーガラス、Bang & Olufsen 3Dサウンドシステム、パワークロージングドアなどからなる「サイレンスパッケージ」や21インチアルミホイール、オレンジのブレーキキャリパーなどを標準装着すること。サイドミラーの代わりにカメラ映像で後方を確認する「バーチャルエクステリアミラー」搭載モデルも設定している。

e-tronスポーツバック ファーストエディションの価格は1327万円で、バーチャルエクステリアミラー付きが1346万円。購入に際しては、約40万円の減税メリットを受けられるとともに、次世代自動車振興センターが交付する「クリーンエネルギー自動車導入事業費補助金」として40万円の補助金を受け取れる。

なお、アウディ ジャパンはe-tronスポーツバックの発売を記念して、女優の柴咲コウをアウディe-tronサポーターに任命。日本の美しい自然にフォーカスしたコラボレーションフィルム『サステイナブルな未来へ』を公開している。

(文=生方 聡)

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