アウディは今年も注目モデルが盛りだくさん【輸入車ブランドに聞きました2021】

2021.01.21 自動車ニュース webCG 編集部
アウディ初のEV専用車となった「e-tronスポーツバック」。
アウディ初のEV専用車となった「e-tronスポーツバック」。拡大

電気自動車(EV)「e-tronスポーツバック」の発売に、ハイパフォーマンスモデル「RS」シリーズのモデルチェンジと、ここのところ話題が盛りだくさんのアウディ。その勢いは2021年も止まらない! これから登場する注目モデルの情報を、アウディ ジャパンに聞いた。

人気のコンパクトSUVである「Q3」。新型は2020年夏に日本に導入された。
人気のコンパクトSUVである「Q3」。新型は2020年夏に日本に導入された。拡大
最高出力600PSを誇る、新型「RS 6アバント」(右)と「RS 7スポーツバック」。同エンジンを搭載する「RS Q8」ともども、2020年11月末に日本導入がアナウンスされた。
最高出力600PSを誇る、新型「RS 6アバント」(右)と「RS 7スポーツバック」。同エンジンを搭載する「RS Q8」ともども、2020年11月末に日本導入がアナウンスされた。拡大
「e-tronスポーツバック」は、スポーティーなSUVクーペスタイルのEV。量販が見込めるモデルではないが、注目度は非常に高い。
「e-tronスポーツバック」は、スポーティーなSUVクーペスタイルのEV。量販が見込めるモデルではないが、注目度は非常に高い。拡大
エッジの効いたデザインが目を引く新型「A3スポーツバック」。2020年3月に本国で発表された。
エッジの効いたデザインが目を引く新型「A3スポーツバック」。2020年3月に本国で発表された。拡大
容量71kWhのバッテリーを搭載した「e-tron 50」。上級の「e-tron 55」よりバッテリー容量を減らし、価格を抑えたモデルだ。
容量71kWhのバッテリーを搭載した「e-tron 50」。上級の「e-tron 55」よりバッテリー容量を減らし、価格を抑えたモデルだ。拡大
スポーティーなハイパフォーマンスEVの「e-tron GT」。すでにプロトタイプの生産は始まっている。
スポーティーなハイパフォーマンスEVの「e-tron GT」。すでにプロトタイプの生産は始まっている。拡大
ミドルクラスSUVの「Q4 e-tronコンセプト」(左)と「Q4スポーツバックe-tronコンセプト」(右)。
ミドルクラスSUVの「Q4 e-tronコンセプト」(左)と「Q4スポーツバックe-tronコンセプト」(右)。拡大

続々と登場するニューモデルに注目

――2020年はアウディ、およびアウディの日本市場にとってどのような一年となりましたか?

未曽有のコロナ禍においても活動を止めることなく、前年比-8%とその影響を最小限にとどめることができました。困難ななかでも、販売の現場では消毒・検温の実施、予約来店制度の導入、そして時短営業と、徹底した感染予防策をとり、オンライン商談なども取り入れて、お客さまとの関係を保ち続けました。販売店の努力も大きかったと考えております。

第2四半期は緊急事態宣言もあり販売を落としましたが、下半期にはニューモデルの投入も相次ぎ、なかでもプレミアムコンパクトSUVの「Q3」や「Q3スポーツバック」、アウディ初のEV専用車であるe-tronスポーツバック、またRSの各モデルなどにより、お客さまの期待に応えることができました。

――現在、お客さまから人気を集めているモデルはどれですか? またオススメのモデルは?

上の回答と重複してしまいますが、やはりコンパクトSUVという人気のジャンルに属し、8年ぶりにフルモデルチェンジしたQ3シリーズや、台数的には多くはありませんが、新しい時代のアウディを象徴するEVのe-tronスポーツバック、究極の内燃機関エンジンモデルであるRSシリーズに対する関心は、高いものがあります。

また、「A4」「A6」に代表される縦置きモジュール「MLB evo」採用モデルの完成度の高さは、自動車メディアやジャーナリストの皆さまから高い評価をいただいております。ぜひ多くのお客さまに、その進化、熟成を体験していただきたいです。

――アナウンスできる範囲で、2021年の新型車の導入スケジュールを教えてください。

A3/S3」シリーズをフルモデルチェンジするほか、「Q2」「Q5」の部分改良、「Q5スポーツバック」の追加と、主力モデルの刷新、商品力の強化を図ります。

またEVでは、バッテリー容量を抑えて手の届きやすい価格を実現した「e-tron 50」を、SUVとスポーツバックの両方のボディーで発売。さらにスポーツモデルの「e-tron GT」や、コンパクトSUV「Q4 e-tron」のワールドプレミアも今春に予定されており、これらのモデルは10~18カ月以内に、日本にも導入する予定です。

――ファンとユーザー、webCG読者にヒトコトどうぞ!

パワートレインの電動化に関するさまざまな課題を克服しながら、e-tronのラインナップとお客さまの選択肢を、さらに広げていきます。同時に、ガソリン・ディーゼルの両内燃機関も、マイルドハイブリッド化などで環境性能と走りの質感を高め、まだまだ魅力的なモデルの投入を続けていきます。

アウディはお客さまのニーズに合わせて、最適なモデルを提案し続けます。2021年もご期待ください!

(まとめと編集=webCG堀田)

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