カワサキが往年のブランド名を冠した新型バイク「メグロK3」を発表

2020.11.18 自動車ニュース webCG 編集部
カワサキ・メグロK3
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カワサキモータースジャパンは2020年11月17日、新型オートバイ「カワサキMEGURO(メグロ)K3」を2021年2月1日に発売すると発表した。

 
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こちらは往年の名車「カワサキ500メグロK2」。今回「W800」をベースに、これら“ご先祖モデル”のイメージが再現された。
こちらは往年の名車「カワサキ500メグロK2」。今回「W800」をベースに、これら“ご先祖モデル”のイメージが再現された。拡大

プレミアムな「W」として復活

「メグロ」は、1924年創業の目黒製作所がかつて手がけていたスポーツバイクブランド。大排気量で高性能、高品質な製品で知られたが、川崎航空機工業(現在の川崎重工)との統合(1964年)により、メグロブランドは消滅。その伝統はカワサキの「W」シリーズへと継承されてきた。

今回発表されたカワサキ・メグロK3は、そのイメージを再現したモデル。クラシカルなデザインと並列2気筒エンジンを特徴とする既存の「カワサキW800」をベースに、さらなる質感の高さが追求されている。

その最たるものは、オリジナルエンブレムを装着した燃料タンク。アルミ製のエンブレムは往年のメグロワークスをモチーフに立体成型されたもので、職人による手作業で5色に塗り分けられている。銀鏡塗装のタンク本体には、傷を自己修復する特殊コーティング塗装「ハイリーデュラブルペイント」を採用。モーターサイクルの普遍的な美しさを表現したとアピールされる。

そのほか、黒色酸化皮膜処理を施されたステンレス製メーターリングや、滑らかで高品質なシート表皮を採用し後端にシルバーの「Kawasaki」ロゴをプリントしたオリジナルシート、レッドの差し色でドレスアップされたベベルギアカバー(エンジン側方)、「メグロ」ロゴ入りのサイドカバーなどが特徴となっている。

装備も充実しており、ETC2.0車載器やグリップヒーターは標準で与えられる。エンジンのスペック(最高出力52PS/6500rpm、最大トルク62N・m/4,800rpm)についてはW800と変わらないものの、同モデルと同様に、アシスト&スリッパークラッチが備わっている。

価格はW800(110万円)比で17万6000円高となる127万6000円。

(webCG)

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