アウディS3スポーツバック(後編)

2021.10.24 思考するドライバー 山野哲也の“目” レーシングドライバー山野哲也が「アウディS3スポーツバック」に試乗。前編ではパワートレインの仕上がりを絶賛した山野。後編では“S”にふさわしいハンドリング性能と、それを実現するメカニズムについて解説してもらおう。

レスポンスのいいステアリング

山野哲也がテストしているのは「アウディS3スポーツバック ファーストエディション」。最高出力310PS、最大トルク400N・mという高いチューニングを施された2リッター直列4気筒ターボを搭載する。

トランスミッションは「Sトロニック」ことデュアルクラッチ式7段AT。ハイパワー、大トルクを受け止め、余すことなく路面に伝えるべく、駆動方式はもちろん4WD。電子制御式多板クラッチを用いたクワトロシステムを介して、必要に応じて後輪に駆動力を分配する。

強心臓かつコワモテ!? のアウディにして、しかしそのハンドリングは「軽やか」と山野は評価する。

山野:まずステアリングそのものが軽いですね。特に「エフィシエンシー」「コンフォート」といったおとなしめのドライブモードを選ぶと、操舵に力を要しません。

webCG:操舵力の軽さは、クルマ全体の挙動とハンドリングにどう反映されますか?

山野:レスポンスのよさに直結します。ドライバーの操作に対し、クルマが素早く左右に動けるので、挙動変化に対する俊敏な対応が可能になります。また危険回避の際のダブルレーンチェンジも得意科目になり、安全にも寄与します。

 
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