MINIジョンクーパーワークス(後編)

2021.11.21 思考するドライバー 山野哲也の“目” レーシングドライバー山野哲也が「MINIジョンクーパーワークス」に試乗。前編では「ステアリングを切ってもすぐには曲がらない」と、MINIに対する一般的なイメージとは真逆の印象を語った山野。果たしてその心は?

昔のクルマみたいな演出

今回、山野哲也が試乗したのは、MINIジョンクーパーワークスの3ドアモデル。2リッター4気筒ターボは、“ノーマル”のMINIより高いチューンが施され、231PSの最高出力と、320N・mの最大トルクを発生する。

同じ2リッターターボながら、「クーパーS」のそれは192PSと280N・mだから、ジョンクーパーワークスの強心臓ぶりがわかる。ちなみに、ベーシックな「MINI ONE」は1.5リッターのしかも3気筒ターボ(102PS/190N・m)。ジョンクーパーワークスは、名実ともにMINI 3ドアのハイエンドである。

さて、初代以来“ゴーカートフィーリング”をうたうMINIだが、プロフェッショナルレーシングドライバーの分析は、一般ユーザーが受ける印象とはちょっと違うようだ。「ステアリングを切っても、すぐには曲がりませんね」と述べて『webCG』スタッフを驚かせた山野哲也の真意を聞いてみよう。

山野:MINIジョンクーパーワークスはハンドルを操作すると車体がロールして、それから曲がり始める。その時差が楽しいんです!

webCG:といって、ダルなハンドリングとは感じません。

山野:そうですね。あえて言うと「昔のクルマのハンドリング」を意図的に再現している、そんなイメージでしょうか。これはMINIならではの独特な運転感覚で、ゴーカートフィーリングをさらに一歩進めたと思います。一般的な“オンザレール”を目指していないんです。

 
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