ブリヂストンが低燃費タイヤの新製品「エコピアNH200/NH200C」を発表
2021.12.23 自動車ニュースブリヂストンは2021年12月22日、乗用車用低燃費タイヤの新製品「ECOPIA(エコピア)NH200」、ならびに小型車・軽乗用車用の「エコピアNH200C」を、2022年2月1日に発売すると発表した。
偏摩耗の抑制やロングライフ性能の向上も追求
エコピアは1995年に誕生した低燃費タイヤブランドであり、ブリヂストンの製品のなかでも、優れた低燃費性能と、ウエット性能や乗り心地、静粛性といったタイヤの基本性能をバランスさせたスタンダードタイヤと位置づけられている。
今回発表したエコピアNH200/NH200Cでは、タイヤが転がる際に発生するエネルギーロスを低減する「エコテクノロジー構造」を採用することで、従来製品である「エコピアNH100」より転がり抵抗を11%低減している。また新しいパターンの開発と、ブリヂストン独自技術のシミュレーション技術の活用により、トレッド面の接地圧を均一化。ショルダー部をすり減りにくくすることで、ウエット性能が長持ちするようになったという。
さらにNH200とNH200Cでは細やかにトレッドパターンのデザインをつくり分けており、前者については走行中のノイズを抑制し、車内での静粛性を向上。後者についてはブロック剛性を最適化することで、耐偏摩耗性とウエット性能、ライフ性能のさらなる向上を図っている。
こうした、タイヤそのものの性能向上に加え、今回の新製品ではタイヤ骨格部の材料・構造の共通化により、開発・製造工程の効率化も追求。バリューチェーン全体での環境負荷低減も図られている。
サイズバリエーションは、エコピアNH200が185/70R14から225/45R18の18種類、エコピアNH200Cが145/80R13から195/45R17の27種類。価格は前者が1万5180円から3万9600円、後者が9350円から3万2450円となっている。
(webCG)
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