MINIクーパーSコンバーチブル(前編)

2022.01.06 谷口信輝の新車試乗 「極限までピュアにMINIの個性を際立たせる」というコンセプトを掲げ、モデルライフ2度目の大幅改良が施されたMINIの3ドアモデル。そのオープントップバージョンに触れた谷口信輝が、まず感じたことは?

ルーフの機能性にも注目

今回、谷口信輝に試乗してもらったのは、おしゃれなMINIのなかでもとりわけファッショナブルな「MINIクーパーSコンバーチブル」である。

BMW傘下に入って以降のMINIとしては現行世代が3代目にあたる。なかでも、今回取り上げたMINIは2021年5月にマイナーチェンジされたばかりの、まさに最新モデル。その最大の特徴は、エクステリアデザインが大幅に見直されたことにあって、サイズがぐんと大きくなったラジエーターグリルはその象徴といえる。これに合わせてボディーカラーに新色が追加されたほか、ハードトップを備えたハッチバックモデルにはルーフの塗色が後ろにいくに従って微妙に変化していく「マルチトーンルーフ」が新たにオプション設定された。いっぽうインテリア系では大型のタッチディスプレイが全車に標準装備されたり、コネクティビティー機能が充実したりといった改良が施されている。

いつものワインディングロードにやってきた谷口は、「チリ・レッド・ソリッド」という鮮やかな赤にペイントされたMINIクーパーSコンバーチブルと対面すると、まずはそのオシャレな外観について語り始めた。
「これ、ソフトトップにユニオンジャックが描かれているんですね。へー。あ、テールライトもユニオンジャックだ。こういうファッション性の高さは、さすがMINIという感じです。もちろん、人によって好みはあるでしょうが、きっと多くの人が『カワイイ』という印象を持つでしょうね」

ここでスタッフのひとりがキャビン内のスイッチを操作してルーフを開けようとしたのだが、最初にルーフの前半部分だけがまるでサンルーフのように開いたところでいったん停止し、そのままスイッチを操作し続けるとCピラー部分まできれいに折り畳まれたフルオープン状態となった。
「へー、フルオープンだけではなく、サンルーフみたいな使い方もできるんですね。これだったら風の巻き込みもほとんどなさそうだし、気軽に使えそう。でも、完全にルーフを開いた状態もいいですね。なんか、サンダルかスリッパみたいに、気軽に乗れそうな気がします」

 
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