東風ホンダが中国・武漢にEV専用の新工場を建設 2024年の稼働開始を予定

2022.01.06 自動車ニュース webCG 編集部

本田技研工業は2022年1月6日、ホンダの中国における四輪車販売合弁会社である東風本田汽車有限公司(東風ホンダ)が湖北省武漢市に電気自動車(EV)の専用工場を建設すると発表した。

ホンダは中国において急速なEVのラインナップ拡充を計画しており(参照1参照2)、今回の新工場建設も、現地における生産体制の構築を目的としている。建設予定地は武漢経済開発区で、敷地面積は63万平方メートル。基本生産能力は年間12万台で、2024年の稼働開始を予定している。

同工場は完成車一貫生産が可能な高効率のスマート工場となる予定で、プレス、溶接、塗装、組み立て、完成車検査などの工程を有し、組み立て工程などを中心に業界トップ水準の自動化率を目指すという。

また、カーボンニュートラルの実現に向け、ソーラー発電などの再生可能エネルギーを活用。再生水循環利用などによる資源節約、大気汚染をもたらす揮発性有機化合物の削減など、サステイナブルな取り組みも積極的に進めていくとしている。

(webCG)

東風ホンダが建設を予定しているEV専用工場。
東風ホンダが建設を予定しているEV専用工場。拡大

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