アウディ、「A3コンセプト」を出展【ジュネーブショー2011】
2011.03.09 自動車ニュース【ジュネーブショー2011】アウディ、「A3コンセプト」を出展
独アウディはジュネーブショーで、「アウディA3コンセプト」を発表した。どうやら次期「A3」シリーズには、セダンも設定されるらしい。
「アウディA3コンセプト」は、次期「A3」を示唆するコンセプトモデルだ。注目はこのモデルが、ノッチバックセダンで登場したこと。このことから、これまではハッチバックのみだったA3シリーズに、次期モデルではセダンバージョンが加わると推測できる。
ボディサイズは、全長×全幅×全高=4440×1840×1390mm。「A4セダン」と比べると、265mm短く、50mm低いが、全幅は15mm広い。ただし、この寸法が市販モデルにそのまま反映されるかどうかは不明。なお、トランクルーム容量は410リッターとひとクラス上のDセグメント車並の広さが確保されている。
コンセプトカーに搭載されるエンジンは、2.5リッター直列5気筒ターボ。このエンジンは「TT RS」や「RS3スポーツバック」と共通のユニットと思われるが、スペックは最高出力408hp、最大トルク51.0kgmと、既存の2.5TFSI(340hp、45.9kgm)より強力だ。なおトランスミッションは7段Sトロニックが組み合わされ、駆動方式は4WD。燃費は9.1リッター/100km(約11.0km/リッター)と公表される。
外観は、上辺の角がカーブした新意匠のシングルフレームグリルを採用し、さらにその素材にカーボンファイバープラスチック(CFRP)を用いるなど、新しい試みが見られる。一方、サイドデザインは、6ライトのノッチバックスタイルとされるなど、伝統的なアウディセダンの特徴を受け継いでいる。
【Movie】アウディA3コンセプト
(webCG 曽宮)
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