スズキとSkyDriveが「空飛ぶクルマ」の事業化を視野に連携

2022.03.23 自動車ニュース webCG 編集部
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スズキとSkyDriveは2022年3月22日、「空飛ぶクルマ」の事業化を目指し、連携協定を締結したと発表した。

空飛ぶクルマとは、eVTOL(電動垂直離着陸機)やUAM(都市型航空交通)に代表される、次世代モビリティーシステムのこと。現在は都市部での送迎サービスや離島および山間部での移動手段、災害時の救急搬送といった用途を視野に、各国で開発が進められている。

両社はこの空飛ぶクルマの社会実装実現を目指して連携。下記の項目について、検討を開始するという。

  • 機体開発および要素技術の研究開発
  • 製造・量産体制および計画
  • スズキが参入している四輪・二輪・マリンに空飛ぶクルマを加えた、新しいモビリティーの具体化
  • インドを中心とした、本件の対象となる海外市場の開拓

SkyDriveは空飛ぶクルマの機体メーカーとして、日常の移動に空を活用することを目標に、2人乗りの機体を開発中。2025年の大阪・関西万博開催における大阪ベイエリアでのエアタクシーサービスの実現、ならびに各地域での事業展開を目指している。

そのSkyDriveと、コンパクトカーの製造・販売を事業とするスズキが相互連携を図ることで、新たなモビリティーである空飛ぶクルマへの事業参入を検討し、多様な選択肢をユーザーに提供したいとの思いから、連携協定を締結することになったという。

今後は、技術の研究開発、製造・量産体制の計画、インドを中心とした海外市場開拓を推進し、カーボンニュートラルへの取り組みも推進していくことが見込まれている。

(webCG)

 
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