三菱アウトランダー(前編)

2022.05.01 思考するドライバー 山野哲也の“目” 山野 哲也 レーシングドライバー山野哲也が「三菱アウトランダー」に試乗。この企画では初めて扱うSUVであり、シャシーから刷新した三菱の新たなフラッグシップモデルでもある。箱根のワインディングロードでの印象を語ってもらおう。
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テレビコマーシャルが刺さった

三菱アウトランダーの試乗を終えた山野哲也は、運転席のドアを開けるなり「めっちゃイイ!」と笑った。さらに、「感動しました!!」とまで言葉を続ける。

この日、試乗に供されたアウトランダーは、7人乗りの最上級グレード「P」。2021年末に発売された新型アウトランダーは、プラットフォームから一新。ピュアガソリン車はカタログから落ち、2.4リッター直列4気筒エンジンと、前後2つの電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドモデルのみの設定となった。大容量化されたバッテリー、電気自動車(EV)としての性能向上、そして進化した車両制御技術などがトピックだ。

山野:実は、新型アウトランダーのテレビコマーシャルを見て以来、「乗ってみたい!」と思っていたんです。

webCG:どうしてですか?

山野:ほんの短いシーンなんですが、アウトランダーがコーナリングする場面があって、そのときの動きが「ただものではない!」と思ったから。ロールしながらも、旋回軸がしっかりしている。

webCG:旋回軸?

 
三菱アウトランダー(前編)の画像拡大
 
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