ベントレーの高性能サルーン「フライングスパー スピード」登場

2022.09.08 自動車ニュース webCG 編集部
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ベントレー・フライングスパー スピード
ベントレー・フライングスパー スピード拡大

英ベントレーモーターズは2022年9月6日(現地時間)、高性能サルーン「ベントレー・フライングスパー スピード」を発表した。

 
ベントレーの高性能サルーン「フライングスパー スピード」登場の画像拡大
 
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フライングスパー スピードは、スポーティーサルーン、フライングスパーのハイパフォーマンスバージョン。既存の「フライングスパー マリナーW12」に続く12気筒モデルで、同車の追加により「フライングスパーのラインナップが完成した」とベントレーはアピールする。

目玉とされる6リッターW12ターボエンジンは、最高出力635PS、最大トルク900N・mを発生。0-100km/h加速3.8秒を実現する。トランスミッションは「コンチネンタルGT」と同じZF製の8段ATで、333km/hという最高速度には6速において到達。7速と8速は主に燃費を意識したクルージング用として設定されている。

パワートレインについては、リアアクスルに駆動力を供給するクラッチシステムが搭載されており、必要に応じてフロントにもトルクを配分し4輪を駆動する制御により、コーナリングにおけるアンダーステアの抑制や優れたターンインレスポンスが可能になるとうたわれる。また、駆動トルクの配分は走行モードに応じて変化し、例えばコンフォートモードとベントレーモードでは最大480N・mのトルクをフロントに伝達。スポーツモードではフロントへの配分を280N・mに制限し、リアへのトルク配分を多めに保つことで、よりダイナミックな運転感覚が味わえるという。

さらに、旋回性や操縦安定性を高めるトルクベクタリング・バイ・ブレーキ・システムや4輪操舵システム、アンチロールバーの硬さを制御しハンドリングと乗り心地を向上させるベントレーダイナミックライドシステムも備わる。

外観においては、ダークティント仕上げのフロントグリルやヘッドランプ、テールランプのほか、スピードのシグネチャーバッジが付いたロアウイング、3種類の仕上げ(ダークティント/グロスブラック/シルバーペイント)が選べる22インチホイールなどが特徴。オプションとして、グロスブラックまたはペールブロドガーサテンの22インチスポーツデザインホイールや、カーボン製エアロパーツをセットにした「スタイリングスペシフィケーション」、クロムパーツをダーク仕上げのアイテムに置き換える「ブラックラインスペシフィケーション」なども用意される。

一方インテリアは、乗員の手に触れるすべての部分に、再生ポリエステル73%の「ダイナミカピュア」があしらわれているのがトピック。インテリアカラーは全15色から選べ、ピアノブラックベニアまたはクラウンカットウォールナット、ダークステンドバーウォールナット、ダークフィドルバックユーカリのパネル類が組み合わされる。そのほか、高級クロノグラフからインスピレーションを得たグラフィックが表示されるドライバーズインフォメーションパネルや、スポーツペダル、スピードフェイシアバッジおよびエンブレム、スピードインナー&アウタートレッドプレートのイルミネーションも車内の特徴とされている。

ベントレーによれば、フライングスパー スピードは米国と欧州において、フライングスパーの注文の約3分の1を占めると予想されている。中東では、同じく5分の1がフライングスパー スピードになると見込まれている。

(webCG)

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