BYD以外のクルマもOK! BYDジャパンとSBI損保が新しいダイレクト型自動車保険を提供

2023.04.25 自動車ニュース webCG 編集部
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BYDの電気自動車「ATTO 3」(写真:向後一宏)。
BYDの電気自動車「ATTO 3」(写真:向後一宏)。拡大

BYDジャパンとSBI損保は2023年4月25日、BYDのディーラーで取り扱われるブランド保険「BYD e自動車保険」を紹介する記者会見を実施。同年1月より提供が開始された、同サービスの内容を解説した。

BYDジャパンの東福寺厚樹社長(写真向かって右)と、SBI損保の五十嵐正明社長(同左)。
BYDジャパンの東福寺厚樹社長(写真向かって右)と、SBI損保の五十嵐正明社長(同左)。拡大
BYDジャパンのブランド保険である「BYD e自動車保険」。「BYD ATTO 3」の発売に合わせ、2023年1月31日から提供が開始された。
BYDジャパンのブランド保険である「BYD e自動車保険」。「BYD ATTO 3」の発売に合わせ、2023年1月31日から提供が開始された。拡大
「BYD e自動車保険」について説明するBYDジャパンの東福寺社長。正規ディーラーで取り扱われる保険商品にダイレクト型の自動車保険が用意されるのは、非常に珍しいことだという。
「BYD e自動車保険」について説明するBYDジャパンの東福寺社長。正規ディーラーで取り扱われる保険商品にダイレクト型の自動車保険が用意されるのは、非常に珍しいことだという。拡大
SBI損保の商品について説明する五十嵐社長。契約者に顧客満足度の高い商品を提供するとともに、保険契約のデジタル化により、ディーラースタッフの負担軽減にも貢献したいと述べた。
SBI損保の商品について説明する五十嵐社長。契約者に顧客満足度の高い商品を提供するとともに、保険契約のデジタル化により、ディーラースタッフの負担軽減にも貢献したいと述べた。拡大

“ブランド保険”としては珍しいダイレクト型の商品も

BYD e自動車保険は、BYDの電気自動車「ATTO 3」の発売に合わせ、2023年1月31日より提供が開始された自動車保険である。大手の損保ジャパンや東京海上日動の保険に加え、SBI損保によるダイレクト型の自動車保険も用意されており、またBYDだけでなく他メーカー車のオーナーも利用することができる。

補償内容は豊富で、対人/対物賠償責任保険、人身傷害保険、車両保険などからなる基本補償に加え、同保険オリジナルの「BYD eプレミアムセレクト」も用意。タイヤやホイール、バンパー、ドアミラー、ドア、ガラスの6部位への損害補償が、無償で付帯する(正規ディーラーでの入庫修理が条件。保険期間中1回、1カ所のみ)。

正規ディーラーで取り扱われるブランド保険としては、上述のとおりSBI損保のネット保険が選べる点も特徴で、利用者は店頭ではもちろんのこと、ウェブサイトを通してオンラインで保険を契約することも可能となっている。

こちらの商品ではダイレクト型自動車保険ならではの手ごろな料金設定も魅力とされており、「ATTO 3」の一時払い保険料は、“40歳/20等級 事故有係数0年/ゴールド免許”で2万7650円、“26歳/6S等級/ゴールド免許”で9万5550円となっている。さらに、通常はアップグレードが必要となる「SBI保険安心ロードサービス【プレミアム】」も標準で付帯。150kmまでのレッカー無料搬送や、キー紛失時の解錠・キー作成、レンタカー費用の立て替え(48時間まで)といったサービスを受けられるという。

保険料の安さや、オンラインで手続きが完結する手続きのしやすさなどで利用者が増えているダイレクト型の自動車保険だが、正規ディーラーで取り扱われるケースはいまだに珍しい。そうしたなかにあって、SBI損保は徐々に実績を重ねている。同社の五十嵐正明社長は「(SBI損保の保険は)すでにテスラに採用されており、また同じSBIインシュアランスグループの保険会社が、ヤマハやハーレーダビッドソンにブランド保険を提供している。そうした実績もあって、BYDジャパンに選んでもらえたのではないか」と述べた。

(webCG)

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