【Gear Up!】Winter Items Collection 2023-2024 | タイヤチェーン
ウインタードライブの命綱 2023.12.11 Gear Up! 2024 Winter 都市部にお住まいで「うちはスキーもスノボもやらないし」という方でも、自分で天候をコントロールできるわけではない。冬の出先で急な雪に見舞われることもあるだろう。トランクに忍ばせておけば安心の、タイヤチェーンの最新モデルを紹介する。バイセンフェルス | クラック&ゴー・ユニカ
緊急時こそ生きる高品質
寒くなるこれからの季節、クルマを所有している人にとって欠かせないのは、タイヤまわりの冬支度だ。雪国に住んでいればスタッドレスタイヤは必須だろうが、都心に住んでいたり、一年に一度雪が降るか降らないかという環境だったりであれば、スタッドレスタイヤまで用意するのはちょっと、とためらう人も多いだろう。そんな人にとっては、タイヤを保管するスペースも必要なく、急な降雪の際にもすぐに装着できるタイヤチェーンがあれば、万が一の時にも安心。ドイツに本社を置き、スノーチェーンのメーカーとして知られるバイセンフェルスから販売されているクラック&ゴー・ユニカも、ウインターシーズンに頼りになるギアのひとつである。
クラック&ゴー・ユニカは、クルマの移動や専用工具なしに停車状態で装着することができる金属製のスノーチェーン。タイヤにチェーンをかけ、手順どおりにチェーンとフックをつなぎ合わせて走りだせば、特許取得済みの自動増締めテンショナーによって、チェーンがきちんと締まる仕組みだ。ジャッキアップしたりクルマを動かしたりしてチェーンを巻き付ける必要がないため、ひとりでも短時間で簡単に取り付けることができるのが特徴である。
チェーンには、持ち運びや装着が楽なだけでなく、装着時の静粛性や乗り心地にも優れる極細9mmリンクを採用。亀甲タイプのチェーンパターンにより、クルマの進行方向と横方向、いずれにもトラクションがかかるようになっており、発進や停止、コーナリングなど、さまざまなシーンで高いグリップ力が得られるという。サイズは12インチから19インチまで幅広く用意されており、さまざまな車種に対応する。加えて製品の安全性や機能の有効性を保証するTUV認証を受けているほか、オーストリアの品質基準ONORMやヨーロッパの統一規格であるEN規格も取得しており、品質や安全性に関しても保証されている点も見逃せない。
急な降雪や凍結に備えて、簡単に装着できるスノーチェーンは便利だが、万が一に使うからこそ、品質や性能も気になるところ。クラック&ゴー・ユニカなら、冬の頼もしい味方になってくれそうだ。
(文=伊藤 梓)
問い合わせ:アクセル
03-5753-5295
オフィシャルサイト
スパルコ | スノーソックス
全方位抜かりなしの布製チェーン
これまでに突然の降雪やチェーン規制によって、雪道で足止めをくらったことのある人もいるのではないだろうか。そんな大変な状況を手軽にクリアできるのが布製チェーンであり、スパルコ・スノーソックスはそんな便利なアイテムのひとつである。実際、高速道路などでチェーン規制が発令されていた場合にはスタッドレスタイヤを履いていたとしてもチェーン装着が義務づけられるが、その際でも布製チェーンを装着していれば通行ができる(国土交通省が許可)。スパルコ・スノーソックスももちろん新チェーン規制に対応しており、オーストリアの規格であるONORMとEN規格を取得するなど、信頼性も高い。
スノーソックスには、降雪の少ない地域や都心部を走行する機会が多い人向けのホワイトモデルと、日々通勤にクルマを使用するような走行頻度の高い人向けのハイパフォーマンスモデルの2種類が用意される。後者は、ホワイトモデルに比べて雪上制動力が約1.1倍、氷上制動力で約1.3倍、摩耗度は50%と、高い制動性と耐久性を確保している。
そんな布製のスノーソックスには、金属製のスノーチェーンとは異なる利点がある。まず、接地面が布のため走行中に金属音がせず、静粛性が高く、ホイールへのダメージが少ないところ。軽量なうえに折りたためるので、コンパクトに収納できる。汚れた際も泥などを流したあとに洗濯機の手洗いコースで洗濯できるため、手入れも楽である。
また、装着手順が簡単なところも美点だ。スノーソックスをタイヤ上部にかぶせて、車両を少し前進、その後残り部分をかぶせて車両を動かせば、正しい位置に装着されるようになっている。その所要時間は3分程度で済むというから、いかに簡単かが分かるだろう。タイヤとホイールアーチのクリアランスが狭いスポーツカーや、スタッドレスタイヤのサイズがないような扁平(へんぺい)率が低い大口径タイヤにも使用可能だという。ホワイト、ハイパフォーマンスともXSからXXLまでの12種類用意され、価格は1万6280円~2万7280円。
スパルコ・スノーソックスは、装着から手入れまでが簡単なだけではなく、用途に合わせて2種類のモデルから選択も可能。冬のドライブをより安心して楽しめるアイテムとして愛車に備えておきたい。
(文=伊藤 梓)
問い合わせ:関東車両
03-5547-5570
オフィシャルサイト

伊藤 梓
-
【Gear Up!】Gear Up! Selection | APIO 2023.12.11 移動の自由をかなえてくれるクルマ。好きなときに好きなところへ運んでくれる頼もしい相棒だ。そんな頼れる仲間と一緒に連れ出したい魅力的なグッズの数々が、「スズキ・ジムニー」のプロショップからリリースされている。
-
【Gear Up!】Gear Up! Selection | KeePer技研 フレッシュキーパー 2023.12.11 愛車の輝きはいつも、いつまでも保っておきたい。そんなときに有効なのがボディーへのガラスコーティング。特に洗車作業がおっくうになるウインターシーズンには、自浄効果の高いコーティングを施工するのがおすすめである。
-
【Gear Up!】Gear Up! Selection | Philips サーマルボックス 2023.12.11 アウトドア趣味が盛り上がりをみせる昨今、フィールドで使えるギアの充実度も高まってきている。フィリップスの「サーマルボックス」も、アウトドアで重宝するアイテムのひとつである。
-
【Gear Up!】Pick Up! | ボッシュ カーサービス 2023.12.11 クルマそのものはもちろん、電装品等の分野でも世界有数のスペシャリストが、ドイツに本拠を置くボッシュ。その豊富な知識や経験、技術を用いての点検・整備が受けられる「ボッシュ カーサービス」が日本でも展開されている。
-
【Gear Up!】BEST BUY 2024 カーナビ | カロッツェリア サイバーナビ 2023.12.11 カロッツェリアのフラッグシップモデル「サイバーナビ」の最新モデルが登場した。進化のポイントはオーディオのさらなる高音質化とオンライン機能の搭載だ。これで具体的にどんなことができるのか、詳しく見てみよう。
-
NEW
トヨタ・カローラ クロスGRスポーツ(4WD/CVT)【試乗記】
2025.10.21試乗記「トヨタ・カローラ クロス」のマイナーチェンジに合わせて追加設定された、初のスポーティーグレード「GRスポーツ」に試乗。排気量をアップしたハイブリッドパワートレインや強化されたボディー、そして専用セッティングのリアサスが織りなす走りの印象を報告する。 -
NEW
SUVやミニバンに備わるリアワイパーがセダンに少ないのはなぜ?
2025.10.21あの多田哲哉のクルマQ&ASUVやミニバンではリアウィンドウにワイパーが装着されているのが一般的なのに、セダンでの装着例は非常に少ない。その理由は? トヨタでさまざまな車両を開発してきた多田哲哉さんに聞いた。 -
NEW
2025-2026 Winter webCGタイヤセレクション
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>2025-2026 Winterシーズンに注目のタイヤをwebCGが独自にリポート。一年を通して履き替えいらずのオールシーズンタイヤか、それともスノー/アイス性能に磨きをかけ、より進化したスタッドレスタイヤか。最新ラインナップを詳しく紹介する。 -
NEW
進化したオールシーズンタイヤ「N-BLUE 4Season 2」の走りを体感
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>欧州・北米に続き、ネクセンの最新オールシーズンタイヤ「N-BLUE 4Season 2(エヌブルー4シーズン2)」が日本にも上陸。進化したその性能は、いかなるものなのか。「ルノー・カングー」に装着したオーナーのロングドライブに同行し、リアルな評価を聞いた。 -
NEW
ウインターライフが変わる・広がる ダンロップ「シンクロウェザー」の真価
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>あらゆる路面にシンクロし、四季を通して高い性能を発揮する、ダンロップのオールシーズンタイヤ「シンクロウェザー」。そのウインター性能はどれほどのものか? 横浜、河口湖、八ヶ岳の3拠点生活を送る自動車ヘビーユーザーが、冬の八ヶ岳でその真価に触れた。 -
第321回:私の名前を覚えていますか
2025.10.20カーマニア人間国宝への道清水草一の話題の連載。24年ぶりに復活したホンダの新型「プレリュード」がリバイバルヒットを飛ばすなか、その陰でひっそりと消えていく2ドアクーペがある。今回はスペシャリティークーペについて、カーマニア的に考察した。