【F1 2023】最終戦アブダビGPでフェルスタッペン今季19勝目
2023.11.27 自動車ニュースF1世界選手権第23戦(最終戦)アブダビGP決勝が、2023年11月26日、アブダビのヤス・マリーナ・サーキット(5.281km)を58周して行われた。
レッドブル・ホンダRBPTのマックス・フェルスタッペンがポールポジションからファステストラップも記録して完勝した。今シーズン19勝目で年間最多勝記録を更新。通算54勝と、セバスチャン・ベッテルを抜き歴代3位の記録を打ち立てた。またレッドブルは22戦で21勝し、たったひとつの黒星だけでシーズンを締めくくった。
2位はフェラーリのシャルル・ルクレール。優勝争いよりも、コンストラクターズチャンピオンシップで4点差だった2位メルセデスを抜くことに注力していたが、結果的に3点届かずフェラーリはランキング3位で終わった。
3位はメルセデスのジョージ・ラッセル。4番グリッドからスタートし5位に落ちるも、マクラーレンのピットストップでの遅れもあり3位表彰台を獲得できた。僚友ルイス・ハミルトンは9位でチェッカードフラッグを受け、メルセデスはランキング2位を死守した。
レッドブルのセルジオ・ペレスは2位でゴールするも、ランド・ノリスとの接触による5秒加算ペナルティーで4位に。ノリス5位、オスカー・ピアストリ6位とマクラーレン・メルセデスがダブル入賞し、マクラーレンはランキング4位を守った。
アストンマーティン・メルセデスは、フェルナンド・アロンソ7位、ランス・ストロール10位で、年間ランキングは5位だった。そしてアルファタウリ・ホンダRBPTの角田裕毅が予選でキャリア最高の6位から力走を披露し、1ストップで走り切り8位入賞を果たした。アルファタウリは、コンストラクターズランキングで7点差にいた7位ウィリアムズには惜しくも届かなかったものの、8位でシーズンを終えた。
以下、11位ダニエル・リカルド(アルファタウリ)、12位エステバン・オコン(アルピーヌ・ルノー)、13位ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、14位アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ・メルセデス)、15位ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース・フェラーリ)、16位ローガン・サージェント(ウィリアムズ)、17位ジョウ・グアンユー(アルファ・ロメオ・フェラーリ)、18位カルロス・サインツJr.(フェラーリ)、19位バルテリ・ボッタス(アルファ・ロメオ)、20位ケビン・マグヌッセン(ハース)と全車が完走した。
【ドライバーズチャンピオンシップ】
1位 マックス・フェルスタッペン 575点
2位 セルジオ・ペレス 285点
3位 ルイス・ハミルトン 234点
4位 フェルナンド・アロンソ 206点
5位 シャルル・ルクレール 206点
6位 ランド・ノリス 205点
7位 カルロス・サインツJr. 200点
8位 ジョージ・ラッセル 175点
9位 オスカー・ピアストリ 97点
10位 ランス・ストロール 74点
11位 ピエール・ガスリー 62点
12位 エステバン・オコン 58点
13位 アレクサンダー・アルボン 27点
14位 角田裕毅 17点
15位 バルテリ・ボッタス 10点
16位 ニコ・ヒュルケンベルグ 9点
17位 ダニエル・リカルド 6点
18位 ジョウ・グアンユー 6点
19位 ケビン・マグヌッセン 3点
20位 リアム・ローソン 2点
21位 ローガン・サージェント 1点
22位 ニック・デ・ブリース 0点
【コンストラクターズチャンピオンシップ】
1位 レッドブル・ホンダRBPT 860点
2位 メルセデス 409点
3位 フェラーリ 406点
4位 マクラーレン・メルセデス 302点
5位 アストンマーティン・メルセデス 280点
6位 アルピーヌ・ルノー 120点
7位 ウィリアムズ・メルセデス 28点
8位 アルファタウリ・ホンダRBPT 25点
9位 アルファ・ロメオ・フェラーリ 16点
10位 ハース・フェラーリ 12点
(文=bg)