ヒョンデが「アイオニック5 N」を本邦初公開 日本導入予定のハイパフォーマンスEV【東京オートサロン2024】

2024.01.12 自動車ニュース webCG 編集部
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ヒョンデ・アイオニック5 N
ヒョンデ・アイオニック5 N拡大

ヒョンデ モビリティ ジャパンは2024年1月12日、千葉・幕張メッセで開催中の「東京オートサロン2024」(開催期間:2024年1月12日~14日)において、日本導入予定の「アイオニック5 N」を本邦初公開。また同車にパフォーマンスパーツを装着したコンセプトモデル「NPX1」を世界初公開した。

 
ヒョンデが「アイオニック5 N」を本邦初公開 日本導入予定のハイパフォーマンスEV【東京オートサロン2024】の画像拡大
 
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ヒョンデ Nブランド マネジメントグループ常務のジューン・パーク氏。
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コンセプトモデル「NPX1」とヒョンデの関係者。
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「アイオニック5N」用の「Nパフォーマンスパーツ」のプロトタイプ。
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目指すはハイパフォーマンスEVのベンチマーク

今回が東京オートサロン初出展となったヒョンデは、電気自動車(EV)「アイオニック5」をベースとしたハイパフォーマンスモデル、アイオニック5 Nを中心とした展示を行った。

「N」はヒョンデの擁するハイパフォーマンスブランドであり、サーキットで得たノウハウを市販車にフィードバック。「Corner Rascal(コーナリングで熱中できること)」「Racetrack Capability(本格的なサーキット走行を想定した耐久性)」「Everyday Sportscar(毎日使えるスポーツカー)」の3つをブランドの柱として、2017年登場の「i30 N」以来、製品を世に送り出してきた。

特にアイオニック5 Nは、EVをベースとした初のNモデルであり、最高出力650PSを発生する2モーター方式の電動4WDシステムを搭載。0-100km/h加速は3.4秒、最高速は260km/hと公称されている。日本導入は2024年上半期の予定となっており、ヒョンデ Nブランド マネジメントグループ常務のジューン・パーク氏は「これからEVが成長していく日本にいち早くハイパフォーマンスEVを導入し、スタンダードを確立したい」と意気込みを語った。

ボディーの随所にカーボンパーツを装着

一方のNPX1は、アイオニック5 Nに、これから発売される予定の「Nパフォーマンスパーツ」(プロトタイプ)を装着したコンセプトモデルであり、その車名は「N Performance Experimental 1」を意味する。NPX1という車両も、装着されるアイオニック5 N 用のNパフォーマンスパーツも、これが世界初公開となる。

装着される外装パーツはいずれもカーボン製で、フロントスプリッターやサイドスカート、リアウイングスポイラーなどを設定。リムにカーボンを使用した軽量なハイブリッドホイールや、高性能ブレーキパッド、ダウンスプリングなどにより、足まわりも強化している。一方インテリアでは、各所にスエード調表皮のアルカンターラを使用するほか、フロントにはモノコックバケットシートを装備している。

ヒョンデでは、これらの車両の展示に加え、谷口信輝氏、チョ・ソング氏、加藤正将氏によるドリフトのデモンストレーションも実施。ブースではグッズ販売も行われており、その売り上げは、令和6年能登半島地震の被災地に寄付されるという。

(webCG)

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