ハーレーダビッドソンが「ロードグライド」「ストリートグライド」の2024年モデルを国内初披露

2024.03.01 自動車ニュース webCG 編集部
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最新の「ハーレーダビッドソン・ストリートグライド」(写真左)および「ロードグライド」(写真右)。
最新の「ハーレーダビッドソン・ストリートグライド」(写真左)および「ロードグライド」(写真右)。拡大

ハーレーダビッドソン ジャパンは2024年3月1日、グランドアメリカンツーリングモデル「ロードグライド」「ストリートグライド」の2024年モデルを国内初披露した。

「ストリートグライド」は翼を広げたタカを思わせるデザインのランプを採用。従来丸型の2眼だった「ロードグライド」のライトは長方形のものに変更された。
「ストリートグライド」は翼を広げたタカを思わせるデザインのランプを採用。従来丸型の2眼だった「ロードグライド」のライトは長方形のものに変更された。拡大
いずれのモデルも、後輪の両側に大型のパニアケースが装着される。
いずれのモデルも、後輪の両側に大型のパニアケースが装着される。拡大
最高出力105PS、最大トルク176N・mを発生するVツインエンジン。従来モデルに比べ、出力・トルクともにアップした。
最高出力105PS、最大トルク176N・mを発生するVツインエンジン。従来モデルに比べ、出力・トルクともにアップした。拡大
計器盤はフル液晶タイプに変更。カーナビのマップを画面いっぱいに表示することもできる。
計器盤はフル液晶タイプに変更。カーナビのマップを画面いっぱいに表示することもできる。拡大
この日はゲストとして、元格闘家でタレントの魔裟斗さんと妻の矢沢 心さん(写真右)が招かれ、トークショーを展開した。プライベートでは「ハーレーダビッドソン・ブレイクアウト」のあるバイクライフを満喫しているという。
この日はゲストとして、元格闘家でタレントの魔裟斗さんと妻の矢沢 心さん(写真右)が招かれ、トークショーを展開した。プライベートでは「ハーレーダビッドソン・ブレイクアウト」のあるバイクライフを満喫しているという。拡大
「ハーレーのオーナーになって友人が増え、人生の幅が広がった」と笑顔で語る魔裟斗さん。「ロードグライド」2024年モデルにも試乗しており、「エンジンがすごくトルキー」「1日で500kmくらい走れそうなほど快適で驚いた」などと、その印象を語った。
「ハーレーのオーナーになって友人が増え、人生の幅が広がった」と笑顔で語る魔裟斗さん。「ロードグライド」2024年モデルにも試乗しており、「エンジンがすごくトルキー」「1日で500kmくらい走れそうなほど快適で驚いた」などと、その印象を語った。拡大
「ロードグライド/ストリートグライド」はともに400万円に迫る高級バイクだが、ハーレーダビッドソン ジャパンはその最新型で、オーナーを倍増させたいとしている。
「ロードグライド/ストリートグライド」はともに400万円に迫る高級バイクだが、ハーレーダビッドソン ジャパンはその最新型で、オーナーを倍増させたいとしている。拡大

ハーレーダビッドソン・ロードグライド/ストリートグライドは、大排気量のV型2気筒エンジンを搭載するクルーザータイプの大型バイク。2024年モデルでは大型フェアリングのデザインを変更するとともに、動力性能や快適性の向上も図り、インフォテインメントシステムを刷新した。

そんな同モデルを、同社の野田一夫 代表取締役は「本国(アメリカ)では同ブランドの販売台数の半数以上を占める重要モデルであり、日本市場においても、商品ポートフォリオを完成させる役割を担うもの」と紹介。今後は同モデルのオーナー数を倍増させたいと意気込んだ。

新しいロードグライド/ストリートグライドは、外観においては「止まっていても走っているように見えるダイナミックなスタイル」が自慢。両モデルとも新デザインのシグネチャーライトで個性を主張する。空力性能も改善されており、高速走行時におけるヘルメットのバフェッティング(気流の渦による振動現象)を平均約60%低減したというのが自慢だ。

エンジンは「ミルウォーキーエイト117」と呼ばれる1.9リッターユニット(最高出力105PS、最大トルク176N・m)で、従来モデルに搭載されたものに対し、圧縮比を高める(10.2:1→10.3:1)ことにより3%の出力アップと4%のトルクアップを実現した。

一方、ロードグライドで7.3kg、ストリートグライドで8.2kgの軽量化も実現。「ロード」「スポーツ」「レイン」「カスタム」という4つのライディングモード切り替えも可能となっており、ライダーは路面状況に最適な走行特性が味わえるという。トラベル量を1.5倍の76mmとしたリアサスペンションや新設計の一体型シートがもたらす、ロングツーリング時の快適性も長所のひとつとされている。

OS(オペレーティングシステム)を「Skyline OS」に変更したインフォテインメントシステムも大きなトピック。多くのスイッチ類が担っていた機能を12.3インチのTFTカラータッチスクリーン(タッチ操作はグローブ装着時でも可能)に集約させた。さらに、総出力200Wのオーディオシステムや、充実の運転支援システム(コーナリング電子連動ブレーキ、コーナリングABS、モード付きコーナリングトラクションコントロール、タイヤ空気圧監視システムなど)もセリングポイントとなっている。

最新型ロードグライド/ストリートグライドの受注はすでに開始されており、ともに、車体色別に以下の価格で販売される。

【クロームトリム仕様】

  • ビリヤードグレー:369万3800円
  • ビビッドブラック:376万2000円
  • ホワイトオニキスパール:379万8300円
  • ウィスキーファイヤー:379万8300円
  • ブルーバースト:379万8300円
  • アルパイングリーン:379万8300円

【ブラックトリム仕様】

  • ビビッドブラック:395万3400円
  • ホワイトオニキスパール:398万9700円
  • シャークスキンブルー:398万9700円
  • ウィスキーファイヤー:398万9700円
  • ブルーバースト:398万9700円
  • アトラスシルバーメタリック:398万9700円

(webCG)

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