メルセデスAMG C63 S Eパフォーマンス ステーションワゴン(前編)

2024.04.28 思考するドライバー 山野哲也の“目” 山野 哲也 レーシングドライバー山野哲也が「メルセデスAMG C63 S Eパフォーマンス ステーションワゴン」に試乗。何とも長い名前だが、名は体を表すというべきか、そのパフォーマンスもまたすさまじい。箱根のワインディングロードでドライブした印象を聞いた。
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異様なほどのボディー剛性

「これはヤバいです!」とレーシングドライバーの山野哲也。

「持てる技術をすべて投入したんじゃないか!? そんなことを思わせるクルマです」

山野が乗っているのは、メルセデスAMGのハイスペックモデル「C63 S Eパフォーマンス ステーションワゴン」。2リッター直4ターボ(最高出力476PS)に9段ATを組み合わせ、リアには電気モーターを配して後輪を駆動する。総電力量6.1kWhのリチウムイオンバッテリーを備え、「EV」モードにすれば、約15kmのモーター走行が可能なプラグインハイブリッド車(PHEV)だ。価格は1711万円。

「2リッターモデルで(システム出力)680PS! そんな時代が来たんですね」

ニッポンのジムカーナマイスターは感嘆する。0-100km/h加速=3.4秒を誇るハイパフォーマンスPHEVは、可変ダンパー、電制LSD、さらには4輪操舵と、メルセデスAMGテクノロジーのショーケース的な役割も果たす。

はやるwebCGスタッフを前に、おもむろにドアを開け閉めする山野。

 
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【メルセデスAMG C63 S Eパフォーマンス ステーションワゴンのスペック】
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4835×1900×1475mm/ホイールベース:2875mm/車重:2200kg/駆動方式:4WD/エンジン:2リッター直4 DOHC 16バルブ ターボ/モーター:交流同期電動機/トランスミッション:9段AT/エンジン最高出力:476PS(350kW)/6750rpm/エンジン最大トルク:545N・m(55.6kgf・m)/5250-5500rpm/モーター最高出力:204PS(150kW)/4500-8500rpm/モーター最大トルク:320N・m(32.6kgf・m)/500-4500rpm/タイヤ:(前)HL265/35ZR20 102Y XL/(後)275/35ZR20 102 XL(ミシュラン・パイロットスポーツ4 S)/燃費:10.2km/リッター(WLTPモード)/価格:1711万円

【取材時の燃費データ】
テスト距離:259.2km(市街地2:高速道路6:山岳路2)/使用燃料:40.5リッター(ハイオクガソリン)/参考燃費:6.4km/リッター(満タン法)/6.6km/リッター(車載燃費計計測値)
【メルセデスAMG C63 S Eパフォーマンス ステーションワゴンのスペック】
	ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4835×1900×1475mm/ホイールベース:2875mm/車重:2200kg/駆動方式:4WD/エンジン:2リッター直4 DOHC 16バルブ ターボ/モーター:交流同期電動機/トランスミッション:9段AT/エンジン最高出力:476PS(350kW)/6750rpm/エンジン最大トルク:545N・m(55.6kgf・m)/5250-5500rpm/モーター最高出力:204PS(150kW)/4500-8500rpm/モーター最大トルク:320N・m(32.6kgf・m)/500-4500rpm/タイヤ:(前)HL265/35ZR20 102Y XL/(後)275/35ZR20 102 XL(ミシュラン・パイロットスポーツ4 S)/燃費:10.2km/リッター(WLTPモード)/価格:1711万円
	
	【取材時の燃費データ】
	テスト距離:259.2km(市街地2:高速道路6:山岳路2)/使用燃料:40.5リッター(ハイオクガソリン)/参考燃費:6.4km/リッター(満タン法)/6.6km/リッター(車載燃費計計測値)拡大