メルセデスAMG C63 S Eパフォーマンス ステーションワゴン(後編)
2024.05.05 思考するドライバー 山野哲也の“目” レーシングドライバー山野哲也が「メルセデスAMG C63 S Eパフォーマンス ステーションワゴン」に試乗。後編ではシステム最高出力680PSを誇るスーパーワゴンの足まわりとパワートレインの印象について語ってもらおう。かつてないほどの加速力
山野哲也が引き続きテストするのは、メルセデスAMG C63 S Eパフォーマンス ステーションワゴン。2リッターターボとモーターを組み合わせ、システム出力680PSを誇るハイスペックにして、4輪駆動、4輪操舵技術も盛り込んだハイテクプラグインハイブリッド車である。価格は1711万円。
前回、C63ステーションワゴンの「グイグイ曲がっていく性能」に感銘を受けたという山野哲也。同車のサスペンション形式は、フロントが4リンク、リアがマルチリンクである。
webCG:C63は、Eパフォーマンスの名のとおり、グッとスポーツに寄ったステーションワゴン。そう聞くと、「足まわりはさぞや固められているんだろうな」と想像されますが……。
山野:ところが、むしろ柔らかいんです。特にフロントはソフトで、それなりにロールする。一方、リアはしっかり踏ん張ります。
webCG:一般的に荷物を載せるワゴンの後ろアシは硬めですが、リアゲートの開口部が広いので剛性の確保には苦労するとか。
山野:C63ワゴンに関しては、ボディー剛性の不足はまったくありません。リアサスはよく調教されていて、確かにフロントと比較すると締まってはいますが、ハードコーナリングでも穏やかに、少しずつスライドするのでコワさがない。
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