新型「ベントレー・フライングスパー」がデビュー 最高出力782PSのプラグインハイブリッドパワートレインを搭載

2024.09.11 自動車ニュース 藤沢 勝
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新型ベントレー・フライングスパー スピード
新型ベントレー・フライングスパー スピード拡大

英ベントレーモーターズは2024年9月10日(現地時間)、4ドアサルーン「フライングスパー」の新型を発表した。

 
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第4世代となる新型ベントレー・フライングスパーは新たな電動パワートレイン「ウルトラパフォーマンスハイブリッド」を搭載。ベントレーは「初の4ドアスーパーカー」に位置づけており、これまでは遅れて投入されてきたハイパフォーマンスバージョン「スピード」からのローンチとなる。

ウルトラパフォーマンスハイブリッドは最高出力600PS、最大トルク800N・mの4リッターV8ツインターボエンジンと、同じく190PS、450N・mの駆動用モーター、容量25.9kWhの駆動用バッテリー、そして8段のデュアルクラッチ式ATによって構成。センターデフを介して後輪も駆動する4WDのプラグインハイブリッドであり、システム全体では最高出力782PSと最大トルク1000N・mを発生。0-100km/h加速は3.5秒をうたう。6リッターW12エンジン搭載の先代フライングスパー スピードは635PSと900N・m、4.0秒だった。

その一方でCO2排出量は先代よりも90%低減し、140km/hまでの速度域で最大76kmのEV走行が可能。駆動用バッテリーは11kW出力までの充電に対応するほか、エンジンで走行しながら充電できる「チャージ」モードも備わっている。

シャシーは最新のテクノロジーによってセットアップされており、ベントレーダイナミックライド(アンチロールシステム)やオールホイールステアリング(4輪操舵)、電子制御式LSDなどを搭載。ツインバルブ式のダンパーは伸び側と縮み側の減衰力を個別に設定できる。

エクステリアデザインは先代モデルをベースにブラッシュアップ。スピードモデル専用の新たなグリルやフロントバンパー、リアディフューザーなどによって力強さを表している。ボディーカラーは101種の基本色のほか、ベントレーの過去のカラーもチョイス可能。さらにカスタムペイントマッチングにも対応している。

インテリアのつくりも先代モデルを踏襲。12.3インチのタッチスクリーンと3連アナログダイヤル、ウッドパネルの3つから好みの面を選べるオプションのローテーションディスプレイも引き続き設定されている。22種類のメインレザーハイドカラーや11種類のセカンダリーレザーハイドカラー、4つのカラースプリットなどから顧客が好みの仕立てを選べるのはこれまでどおりで、ビスポークおよびコーチビルディング部門のマリナーも利用すると、無限のカスタマイズが可能とされている。

(webCG)

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