MINIクーパー3ドアSE(前編)
2024.11.10 思考するドライバー 山野哲也の“目” レーシングドライバー山野哲也が「MINIクーパー3ドアSE」に試乗。オリジナルに最も忠実な3ドアのMINI、その電気自動車(BEV)バージョンである。BEVの特性を愛してやまない山野だが、果たして新世代MINIの場合はどうだろうか。ウエット路面でもフル加速ができる
「コレはスゴい! ヤバい!! 大好きかも!?」と、興奮気味にMINIクーパー3ドアSEから降りてきたのは、レーシングドライバーの山野哲也。3ドアMINIのBEV版だ。自身もアウディのBEVを日常のアシにしているジムカーナマイスターである。珍しい電気自動車に“ちょい乗り”した直後の、一過性の高揚ではない。
早速webCGスタッフが大まかなハナシを聞くと、以前に「MINIカントリーマンALL4」を試乗したときと同様、まずはデザイン、特にインテリアの洗練具合に感銘を受け、いざ走り始めると“頭のいい”走りにびっくりさせられたという。
webCG:今回はあいにくの天気ですが……(撮影時は雨が上がりました)。
山野:ポジティブに考えれば、ウエット路面ゆえにかえって走りの特徴が出やすいといえます。ドライブしてまず感心したのが、トラクション&スタビリティーコントロールの素晴らしさ。アクセラレーターを踏み込むと、ホイールスピンするかしないかの絶妙なところで制御されます。
webCG:言い換えると、難しい条件下でも駆動力を最大限に有効利用できる。
山野:車両を安定させながら、ちゃんとフル加速するんです。まさにBEVのよさがよく出ているのです。
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