MINIクーパー3ドアSE(後編)
2024.11.17 思考するドライバー 山野哲也の“目” レーシングドライバー山野哲也が「MINIクーパー3ドアSE」に試乗。前編ではボディーコントロールデバイスの制御を絶賛した山野だが、その走りにはまだまだ奥深さがあるという。ダッシュ力とハンドリングについて踏み込んで聞いてみよう。ダッシュ力だけでなく「伸び」がある
今回、レーシングドライバーの山野哲也がテストしているのは、MINIクーパー3ドアSE。バッテリーからの給電のみで走行する電気自動車(BEV)だ。WLTCモードで446kmの一充電走行距離がうたわれ、価格は531万円。
webCG:電気自動車の試乗で必ずといっていいほど言及されるのが、スムーズな走りと力強い加速です。電気モーターはいきなり大トルクを発生させられるので、特に発進時のダッシュ力には驚かされます。
山野:ところがMINIの場合は、発進加速のみならず、その後の「伸び」がスゴいのです。結果的に、クルマのサイズからは意外なほど高いパワー感を得られる。スペック上は「0-100km/h=6.7秒」ということですが、数値以上に速く感じさせるクルマです。
webCG:「サイズからは意外なほど」とは?
山野:大型BEVは、そのモーターが持つ強大なトルクで他者を圧倒します。
webCG:いわば迫力ある加速で「プレミアム」を強調するわけですね。実際、高価なモデルが多いですし。
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