日産が東京オートサロン用コンセプトモデル3車種をお披露目【東京オートサロン2025】
2024.12.24 自動車ニュース![]() |
日産自動車は2024年12月24日、千葉・幕張メッセで開催される「東京オートサロン2025」(開催期間:2025年1月10日~12日)への出展を予定している以下のコンセプトモデル3車種について、より詳細な情報を公開するとともに、実車をお披露目した。
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【エクストレイルunwind concept(アンワインドコンセプト)】
現行型「日産エクストレイル」(T33型)のe-POWER搭載モデルがベース。リアのラゲッジスペースには伊ランチリオのエスプレッソマシンが配置されており、けん引しているトレーラー型テラスとともに、インドア/アウトドアの境界を越えた、ぜいたくなひと時を創り出す空間を演出している。
外装は、エスプレッソをイメージさせるゴールド調のマットカラーと、専用塗装を施したJAOSフェンダーガーニッシュでドレスアップ。前後バンパーやフロントグリル、サイドステップなども専用品となっている。
◆エクストレイル アンワインドコンセプト/エクストレイル リマスタードコンセプトの特徴的な装備をフォトギャラリーで見る(33枚)
【エクストレイルremastered concept(リマスタードコンセプト)】
走行距離4万4000kmの先代エクストレイル(T32型)がベース。前述のエクストレイル アンワインドコンセプトおよびそのトレーラーと一組になっており、「55歳の父がエクストレイル アンワインドコンセプトに、27歳はエクストレイル リマスタードコンセプトにそれぞれの“Chill”な趣味を詰め込み、2人のお気に入りの場所で共有する」というシーンを想定。2台のコンセプトモデルでひとつのコンセプトを表現する点が特徴となっている。なお、バックドアを開けた2台が横並びになると荷室の棚が「25」に見えるのは、「2025年=新年のごあいさつ」も意図してのことという。
エクストレイル リマスタードコンセプトの荷室に搭載されるのは、オーディオテクニカのアナログレコード機器。外装色にはマットなメタリックグレーが採用されており、アンワインドコンセプトと同様に、専用塗装を施したグリルやバンパー、サイドステップなどでドレスアップされている。
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【DISASTER SUPPORT SPEC.(ディザスターサポートスペック)】
日産がこれまでオートサロンに出展してきたカスタマイズ「キャラバン」の最新作(第5弾)。「有事の際に数日間、災害支援活動に従事できる、購入・実現可能な『備える』キャラバン」をコンセプトとして開発された。
想定しているユーザーは主に法人や自治体で、防災意識の高い個人も対象。支援にあたるスタッフ2人が被災地に入り、食事や寝泊まり、事務作業を車内でこなすことが前提となっている。インフラが寸断された状況でも、単独でインターネット接続を行い、随所に配置した「ポータブルバッテリー from LEAF」も活用し、情報収集や会議の実施を可能とする。
ディザスターサポートスペックの主な特別装備は以下のとおり。
- 純正LEDフォグランプ/LEDグリルイルミネーション/ヘッドランプ融雪ヒーター
- ヘビーデューティーラック
- リアラダー
- 純正15インチホイールおよび専用サスペンション
- ポータブルバッテリー from LEAF(10台)
- 太陽光ソーラーパネル
- スライドレールラック
- サイネージモニター(スライドドアガラス部)
- 充電マネジメントシステム
- 折り畳みテーブル
- 低抵抗素材採用の荷室フロア
- ベッド兼ラック
- Starlinkキット
◆ディザスターサポートスペックの外装・内装をフォトギャラリーで見る(36枚)
(webCG)