アウディが「RS Q8パフォーマンス」を発売 最高出力640PSのハイパフォーマンスSUV

2025.02.21 自動車ニュース webCG 編集部
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アウディRS Q8パフォーマンス
アウディRS Q8パフォーマンス拡大

アウディ ジャパンは2025年2月20日、ハイパフォーマンスSUV「RS Q8」に大幅改良を加え、さらに動力性能を高めた「RS Q8パフォーマンス」を発表。同日、販売を開始した。

 
アウディが「RS Q8パフォーマンス」を発売 最高出力640PSのハイパフォーマンスSUVの画像拡大
 
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ニュル北コースでSUVの最速タイムを記録

アウディRS Q8は、アウディのモータースポーツ活動や高性能スポーツモデルの開発などを担う、アウディスポーツの手になるハイパフォーマンスSUVである。RS Q8パフォーマンスは、さらにその動力性能を高めた高性能バージョンであり、2024年6月にはニュルブルクリンク北コースで7分36秒698のラップタイムを記録している。これはアップデート前のRS Q8より約6秒も速く、SUVでは最速となるという。

エンジンは4リッターV8直噴ツインターボで、RS Q8より40PS高い640PSの最高出力と、50N・m大きい850N・mの最大トルクを発生。0-100km/hは3.6秒という加速性能を実現している。このアウトプットの向上は新開発の軽量エキゾーストシステムによるもので、オプションでより刺激的なサウンドの「RSスポーツエキゾーストシステム」も用意される。

いっぽう、トランスミッションには8段AT「ティプトロニック」を、駆動システムには「クワトロ」フルタイム4WDを採用。この4WDは前後40:60の駆動力配分を基本としつつ、状況に応じて最大70%を前輪に、最大85%を後輪に伝えることも可能で、より正確なターンインやコーナリング、およびアンダーステアの軽減に寄与するとされる。

足まわりも強化しており、同車専用にチューニングされた「RSアダプティブエアサスペンション」や、直進時のスムーズな走りとコーナリング時のロール抑制を両立する電子制御式の「アクティブロールスタビライザー(eAWS)」を標準で採用。前者にはダンピングのコントロールに加え、車高を最大90mmの範囲で昇降させる機能も備わっている。

またドライブトレインには、低速域では前輪と逆位相に5°、高速域では同位相に1.5°後輪を操舵する「オールホイールステアリング」や、リアスポーツディファレンシャルも装備。制動システムには10ピストンのブレーキキャリパーを備えたセラミックブレーキを採用しており、ディスクローターの径は前が440mm、後ろが370mmとなっている。

内外装も特別にコーディネート

内外装のデザインに関しては、エクステリアでは3Dデザインのハニカムセルを用いた大型のシングルフレームグリルを採用。ドアミラーやディフューザーなどは「マットグレー」や「ハイグロスブラック」でコーディネートされ、さらにオプションの「ダークAudi rings&マットカーボン/ブラックスタイリングパッケージ」を選択すると、これらの箇所は「マットカーボン」または「ハイグロスブラック」となる(デジタルOLEDリアライトの選択が必須)。

また、車体下部では楕円(だえん)の大型ツインテールパイプや、リフレクターにより左右が分割されたリアディフューザーが存在感を強調。ホイールには23インチの「ブラックポリッシュト6Yダブルスポークデザインアルミホイール」を標準で装備しており、カラーを「マットネオジムゴールド」に替えることも可能だ。さらにオプションとして、5Yスポークデザインの鍛造の23インチアルミホイールも用意。細かいところでは、ブレーキキャリパーの色も「アンスラサイトグレー」から「ブルー」ないし「レッド」に有償で変更可能となっている。

またダークベゼルの「Audiレーザーライト付きHDマトリクスLEDヘッドライト」も、機能および外装デザインにおける特徴的な装備で、車速が70km/h以上になるとハイビームの照射範囲が約2倍に拡大されたレーザーライトが作動。「デジタルデイタイムランニングライト」およびデジタルOLEDリアライトには5種類のライティングパターンが設定されており、特に前者には、RS Q8専用のチェッカードフラッグデザインも用意される。

いっぽうインテリアでは、バルコナレザーにハニカムステッチを施した、シートベンチレーション機能付きの「パーフォレーテッドSスポーツシート」を採用。オプションで、各所にレッド、グレー、ブルーのアクセントをつける「RSデザインパッケージプラス」も設定している。

インターフェイスにも手を加えており、RS専用ビューを備えた12.3インチの「アウディバーチャルコックピットプラスRSデザイン」には、手動変速モード時に適切なシフトタイミングを知らせる「シフトライトインジケーター」を採用。加速性能を最大限に引き出すローンチコントロールの機能も、アウディバーチャルコックピット内のシンボルを通じて表示される。

ボディーカラーは「グレイシアホワイトメタリック」「サテライトシルバーメタリック」「ミトスブラックメタリック」「チリレッドメタリック」「ワイトモブルーメタリック」「デイトナグレーパールエフェクト」に、13万円の有償色「サヒールゴールドメタリック」「アスカリブルーメタリック」を加えた全8色。プラス95万円で、カスタマイズプログラム「Audi exclusive」のカラーも選択できる。

価格は2206万円。

(webCG)

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