ボルボが「XC40」の一部仕様を変更 新グレード「ウルトラB3」を追加設定

2025.05.29 自動車ニュース webCG 編集部
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ボルボXC40(日本仕様は右ハンドル)
ボルボXC40(日本仕様は右ハンドル)拡大

ボルボ・カー・ジャパンは2025年5月29日、コンパクトSUV「XC40」の一部仕様を変更するとともに、新グレード「ウルトラB3」を設定し、販売を開始した。

「ボルボXC40」のインストゥルメントパネル。センターディスプレイのグラフィックが最新のボルボ車と同様の進化型インターフェイスに更新された。
「ボルボXC40」のインストゥルメントパネル。センターディスプレイのグラフィックが最新のボルボ車と同様の進化型インターフェイスに更新された。拡大
XC40プラスB3
XC40プラスB3拡大
XC40ウルトラB3
XC40ウルトラB3拡大
XC40ウルトラB4 AWD
XC40ウルトラB4 AWD拡大
「ウルトラB3」グレードに標準装備とされるダイヤモンドカット/ブラックの18インチアルミホイール。
「ウルトラB3」グレードに標準装備とされるダイヤモンドカット/ブラックの18インチアルミホイール。拡大

今回の仕様変更では、センターディスプレイのグラフィックを「EX30」や「XC90」といった最新のボルボ車と同様の進化型インターフェイスに更新。快適で操作性に優れた次世代のユーザーエクスペリエンスを提供するとうたわれる。

新しいインターフェイスでは、地図などが表示されるメイン画面にホームボタンで簡単にアクセスできるようになったほか、ナビゲーションを画面上部に表示することで、運転時の視線移動を最少にし、より安全な運転をサポートするという。ウィジェット機能により、お気に入りのメディアやハンズフリー通話などへの切り替えも簡単に行える。

コンテクスチュアルバーでは、走行状況などに応じて、低速になると車外カメラのアイコンが表示されたり、よく使用するアプリが表示されたりするなど、利便性や操作性の向上が図られている。

また、Qualcomm Technologies社の次世代のコンピューター基盤Snapdragon Cockpit Platformの導入により、Google を搭載したインフォテインメントシステムでは、従来と比べて処理速度が2倍以上、グラフィックの生成速度が10倍にアップ。より快適でスムーズな操作を実現している。

安全面については、「パイロットアシスト」に「エマージェンシーストップアシスト」機能が追加された。この機能は、パイロットアシスト作動中に、ドライバーが両手でステアリングホイールを握るよう求められても反応しない場合に、自動で車両を安全に停車させるものとなる。

前輪駆動となる「B3」のラインナップには、本革シートやオレフォス製のクリスタルシフトノブ、harman/kardonのプレミアムサウンドシステム、5スポークの18インチアルミホイール(ダイヤモンドカット/ブラック)などの装備を採用した「ウルトラB3」グレードが追加設定された。

ボディーカラーに「デニムブルー」「オーロラシルバー」「フォレストレイク」の3色が新たに追加設定されたのもトピックである。

XC40の最新ラインナップと価格は以下のとおり。

  • プラスB3:559万円
  • ウルトラB3:599万円
  • ウルトラB4 AWD:639万円

(webCG)

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