第844回:「ホンダらしさ」はここで生まれる ホンダの四輪開発拠点を見学
2025.09.17 エディターから一言ホンダ車ばかりの通勤渋滞
宇都宮LRTのレールに沿ってクルマを走らせていると、反対車線に大規模な通勤渋滞が発生していた。「N-BOX」や「シビック」が多いが、現行型の「シビック タイプR」も見受けられる。いずれにしてもホンダ車ばかりなのは、ホンダの四輪開発センターを目指しているからだ。
栃木県芳賀町にあるこのホンダの一大開発拠点は、東西に1360m、南北に1860mものエリアを持っており、敷地内には多くの研究開発施設とプルービンググラウンド(いわゆるテストコース)が広がる。2万人もの人々が働いているそうで、通勤渋滞が起こるのも当然だ。渋滞の末尾に並んで入場の順番を待つ。
ホンダがこのエリアに根を下ろしたのは1979年のこと。プルービンググラウンドを皮切りに、1986年には栃木研究所、2009年には四輪開発センターを設立している。これまでプルービンググラウンドでのメディア向け試乗会などはあったものの、研究開発施設を外部に披露するのは今回が初めてのことらしい。どういう心変わりがあったのかは分からないが、極めて貴重な体験ができたので、その内容を報告する。
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