これがおすすめ! トヨタ・カローラ コンセプト:次期型「カローラ」はスポーツカーになる!?【ジャパンモビリティショー2025】
2025.10.30 これがおすすめ! 拡大 |
今回のジャパンモビリティショーで清水草一さんが注目したのは、トヨタの「カローラ コンセプト」だった。「次期型カローラはこんなスポーティーになるの?」とは思うものの、それを本当にやってしまいそうなのが、今のトヨタのスゴいところなのだ……。
現行「プリウス」よりスゴい
「ジャパンモビリティショー2025」はとても見どころが多いけど、個人的に一番驚いたのがトヨタのカローラ コンセプトだった。ホントに次期カローラはこんな低くなっちゃうの!? と疑問を抱きつつ、「プリウス」をスーパーカールックにしたトヨタのことだから、これに近い形で市販化されるんだろうなたぶん、スゲエッ! と感嘆いたしました。
フォルムはだいぶプリウスに近いけど、プリウスより前傾姿勢が強いので、よりスポーティーに感じる。サイズ的にはプリウスより長いんじゃないか? ホイールベースが長大なので、そのぶん伸びやかでエレガント。ただプリウス同様、ボディーの見切りは最悪に近いだろう。リアウィンドウの小ささはプリウス以上だ。
現行プリウスの売れ行きは、先代や先々代に比べるとぜんぜんパッとせず、2025年4~9月の登録車販売ランキングだと15位にとどまっている。もともとプリウスは高齢ユーザーが多かったので、現行プリウスのデザイン優先フォルムは、ユーザーフレンドリーとは言いがたく、販売の減少は当然だろう。それでも15位はそれなりに立派な数字だ。販売台数首位の「ヤリス」や2位のカローラも、台数を稼いでいるのはSUVモデルなので。
カローラの販売内訳を見ると、「カローラ クロス」が約半分、「ツーリング」が約4分の1、「スポーツ」が約1割、「セダン」が1割弱(残りは旧型の「アクシオ」&「フィールダー」)。カローラ コンセプトは、プリウスくらい売れれば及第点になるわけで、現実性は高いんじゃないだろうか。
(文と写真=清水草一/編集=堀田剛資)
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