デザインも走りも大きく進化 大幅改良を受けた「アルファ・ロメオ・トナーレ」が登場

2026.03.17 自動車ニュース webCG 編集部
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アルファ・ロメオ・トナーレ ヴェローチェ
アルファ・ロメオ・トナーレ ヴェローチェ拡大

ステランティス ジャパンは2026年3月17日、「アルファ・ロメオ・トナーレ」の大幅改良モデルを発表。同日、販売を開始した。

 
デザインも走りも大きく進化 大幅改良を受けた「アルファ・ロメオ・トナーレ」が登場の画像拡大
 
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写真向かって右から、ステランティス ジャパンの成田 仁社長、アルファ・ロメオ事業部の黒川進一事業部長、プロダクトマネージャーの児玉英之氏。
写真向かって右から、ステランティス ジャパンの成田 仁社長、アルファ・ロメオ事業部の黒川進一事業部長、プロダクトマネージャーの児玉英之氏。拡大

「33ストラダーレ」に着想を得た意匠を採用

アルファ・ロメオ・トナーレは2022年2月にデビューしたミドルサイズSUVであり、日本では2023年2月に販売がスタート。今回の改良では、エクステリアデザインを変更するとともに、走行性能と品質の向上が図られた。

特にエクステリアについては、フロントまわりの意匠を刷新。「スクデット」と呼ばれる盾形グリルを、限定生産のスーパースポーツ「33ストラダーレ」に通じるクラシックな造形とした。また、ボンネット内への吸気の効率や、空力性能の向上を意図して、スクデットの左右に「アゾレ」と呼ばれる4本のスリットを設置。デザイン的には1930年代のグランプリカー「P3」などを意識したもので、トナーレでは今回が初の採用となる。さらにフロントバンパーのエアインテークもサイズを拡大し、ラジエーターの冷却効率向上と、フロントホイールハウスまわりの空気抵抗の低減を実現したという。これらの意匠変更に伴い、ボディーサイズは全長が10mm短縮。いっぽう、前後のトレッドは片側につき4mm拡大しており、取り回しのしやすさと走行安定性の改善を図っている。

意匠面では「ヴェローチェ」グレードに用意される新デザインのホイールも特徴で、やはり33ストラダーレに着想を得たという、三つ葉をモチーフにした20インチアルミホイール「フォリ」を採用。細かいところでは、フロント/リアのエンブレムを33ストラダーレや「ジュニア」と同じモノクローム仕様に変更したほか、リアの「TONALE」レタリングバッジも、従来のシルバーからダーク調へと色を変更。ヴェローチェの両サイドに備わる「Veloce」バッジと統一感を持たせた。

いっぽうインテリアでは、シートのカラーラインナップを拡充しており、従来のブラック(ナチュラルレザー)に加えて、一部の仕様にレッド(ナチュラルレザー)の選択肢を追加。レッドシートを選んだ場合、ダッシュボードやドアパネル、センターアームレストにもレッドのステッチが施される。機能面では、センターディスプレイにステアリングヒーターやシートヒーターを起動できるショートカットボタンを新設した。

パワーユニットの制御の見直しで走りも進化

今回、日本導入が発表されたのはハイブリッド仕様の「トナーレ イブリダ」のみで、既存のプラグインハイブリッド仕様については設定されていない。

イブリダのパワーユニットは、1.5リッターガソリンターボエンジンと48Vマイルドハイブリッドシステムの組み合わせで、システム最高出力175PSを発生。基本的には従来のユニットと同じものだが、よりスムーズな立ち上がりと力強い加速を実現するべくエンジン制御を見直しており、0-100km/h加速は8.8秒から8.5秒へと短縮した。さらに、エンジンとモーターの制御バランスや可変バルブタイミングの設定も最適化。トランスミッションにも高いギアへのシフトアップを早める制御を採用し、より滑らかな加速を実現したという。また電動走行中のエンジンの再始動条件を増やし、車両の応答性向上も図っている。

いっぽう、機能・装備関連では、先進運転支援システム(ADAS)に新しいソフトウエアを採用し、雨滴や泥、強い日差しなどによる誤検知を抑制。ワイヤレスチャージャーにも改良を加えて使用時の高熱化を解消し、エアコンも停車時や渋滞時の使用を含めて、熱効率の改善を図っている。

こうした車両側の変更に加え、今回の改良では製造現場での品質向上も推進している。例えば塗装チェックでは、塗りムラや剥がれを高精度で検知できるよう、ボディーを360°スキャンするカメラシステム「イーグルアイ」を導入。パネル間の段差や組み付け精度にもより厳しい基準を設けたほか、完成検査には新たな検査ツールを導入し、出荷前のチェック精度を高めたとしている。

グレードは2種類で価格は599万円から

改良型トナーレのラインナップは「スプリント」とヴェローチェの2種類。前者は受注生産のエントリーグレードとなっており、ファブリックシートや18インチホイール、ADAS、コネクティビティー機能などをバランスよく装備し、価格を抑えている。いっぽう後者は充実装備の上級グレードで、レザーシートや20インチアルミホイール、ブレンボ製ブレーキキャリパー、harman/kardonプレミアムオーディオシステム、アンビエントライト、電子制御サスペンションなどが標準で採用される。

ボディーカラーは、既存の「アルファホワイト」「アルファブラック」「ヴェスヴィオグレー」に、ジュリアでも人気を博す「ブレラレッド」、新色の「モンツァグリーン」の全5色。このうち、モンツァグリーンとアルファブラックはヴェローチェの専用色で、またヴェローチェでアルファホワイト、アルファブラック、ヴェスヴィオグレーを選んだ場合のみ、上述のレッドシートを選択可能となる。

価格はスプリントが599万円、ヴェローチェが653万円。

(webCG)