MotoGP由来のアイテムで武装 サーキット専用高性能バイク「アプリリアX 250TH」登場

2026.04.03 自動車ニュース webCG 編集部
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アプリリアX 250TH
アプリリアX 250TH拡大

ピアッジオグループは2026年3月27日(現地時間)、アメリカのサーキット・オブ・ジ・アメリカにおいて、台数30台限定のスーパースポーツバイク「アプリリアX 250TH(トゥーフィフティース)」を発表した。

 
MotoGP由来のアイテムで武装 サーキット専用高性能バイク「アプリリアX 250TH」登場の画像拡大
 
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アプリリアX 250THは、1776年7月4日のアメリカ合衆国独立宣言から250周年を迎えることを祝して企画されたメモリアルモデル。アプリリアのフラッグシップ「RSV4 1100ファクトリー」(2026年型)をベースに、アメリカの国旗にインスパイアされた「星条旗(Stars and Stripes)」カラーでドレスアップされるほか、サーキット専用モデルとしてのモディファイが施されている。

最大のトピックは、二輪の最高峰レースであるMotoGPのマシンに装着される「カーボンブレーキシステム」が、市販車として初めて備わることである。

ブレンボ製の直径340mmカーボンディスクとカーボンブレーキパッド、冷却フィンを備えたビレットアルミニウム製キャリパーを組み合わせ、MotoGPマシン「アプリリアRS-GP」と同等の制動力を発揮。カーボン製のブレーキディスクは、従来のスチール製に対して半分の重量で、ハンドリング性能の向上に貢献するという。

エンジンは、アプリリアのレース部門がSBK(スーパーバイク世界選手権)仕様として開発した排気量1099ccの65度V4ユニットで、最高出力240HP/1万3750rpm、最大トルク131N・m/1万1750rpmを発生。フロントリフト抑制機能や各ギアでの出力、トラクションコントロール、エンジンブレーキのコントロールを可能にし、さらに統合型GPSシステムにより補完されるAPXシステムも搭載される。

最新の空力パッケージも特徴のひとつで、MotoGPマシンからのフィードバックで開発した「シートウイング」や「テールウイング」を装備。直線走行時のダウンフォースはRSV4の5倍に達し、ウイリーを抑制するなど安定性を高めるという。乾燥重量は165kgに抑えられており、驚異的なパワーウェイトレシオを実現したとアピールされる。

アプリリアX 250THの生産台数はグローバルで30台。ECUパラメーターを管理するための専用ノートパソコンや、チタン製の前後スタンド、タイヤウオーマー、専用バイクカバーなども付属する。このうち25台がアメリカ国内向け(希望小売価格15万米ドル<約2370万円>)となり、残る5台は欧州などその他の市場で販売されるが(11万5000ユーロ<税別・約2120万円>)、日本市場からの購入は不可となっている。

(webCG)

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