フォルクスワーゲン、ハイブリッドのクーペを発表【デトロイトショー2010】
2010.01.13 自動車ニュース【デトロイトショー2010】フォルクスワーゲン、ハイブリッドのクーペを発表
独フォルクスワーゲンは、デトロイトショーに、新しいコンセプトモデル「ニューコンパクトクーペ」を出展した。
「フォルクスワーゲン・ニューコンパクトクーペ」は、その名のとおり、2ドア4シーターの小さなコンセプトモデル。全長×全幅×全高=4.54×1.78×1.41mと、同社のスポーティクーペ「シロッコ」とスタイリッシュな4ドアクーペ「パサートCC」のちょうど中間に位置するクルマで、“小さな「アウディA5」”を思わせる(?)シャープなスタイリングが特徴である。
とはいえ、その最大のアピールポイントは、ハイブリッド車であること。150psを発生する1.4リッターのガソリン直噴ターボユニットに27psのモーターを組み合わせ、23.8km/リッターの好燃費、わずか98g/kmのCO2排出量を実現したと主張する。
組み合わされるトランスミッションは、7段の2ペダルMT「DSG」。ガソリンエンジンとモーターとの間に配されており、クルマは純粋なEVとして走行することもできる。いっぽう、0-100km/h加速を8.6秒でこなし、最高速は227km/hに到達するなど、エコロジー面だけでなく、動力性能も自慢だ。
2010年前半に、「トゥアレグ」をベースとするSUVのハイブリッドモデル投入が囁かれるフォルクスワーゲン。このニューコンパクトクーペは、コンパクトなFFのハイブリッドカーに対する同社の考えを表すモデルだという。
(webCG 関)
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