■2003-2004 スバル・レガシィ
1989年に初代が誕生したスバルを代表するスポーツセダン/ツーリングワゴン。2003-2004の日本カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたのは4代目にあたるモデルだ。
それまで5ナンバーサイズを死守してきた車体の全幅を1730mmに拡大したことで、同モデル初の3ナンバーサイズとなった。全幅アップは、衝突安全性の向上が大きな理由だったが、5ナンバーサイズの呪縛から解かれた開発者は、車体の軽量化や、タイヤの切れ角アップを同時に実現。結果、4代目はそれ以前のモデルより車重が軽く、実用性も向上した。
さらに4代目では、それまで不等長だったエキゾーストマニフォールドの長さを調整し、等長等爆式とした。その結果、排気干渉が解消され、スムースな加速フィールを実現。定評あるシャシー系にも改良が施され、走りの質感がさらに高められた。
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