■1984-1985 トヨタMR2
トヨタは1983年秋に開催された第25回東京モーターショーに、コンパクトサイズのミドシップスポーツカーを参考出品した。このショーカーは1984年6月にトヨタMR2の名を冠して市場に投入されている。MR2のネーミングは、ミドシップ・ランナバウト2シーターの頭文字を取って命名されたものだ。日本初のミドシップカーは走りの楽しさにこだわる若者をターゲットに開発された。
ウェッジシェイプボディにコンパクトなキャビンを被せたMR2は、低く構えたノーズ先端にリトラクタブル式ヘッドライトを配している。コクピットスタイルのインテリアもスポーツムード満点だ。低いダッシュボードに四角いメーターバイザーを組み合わせ、その両側にスイング状のスイッチを配した。
ドライバーズシートの背後にはカローラから譲り受けた1.5リッターの3A-LU型4気筒SOHCと1.6リッターの4A-GELU型DOHC16バルブを搭載する。レビン/トレノと同じ1.6リッターの4A-GELU型DOHCはグロス130ps/15.2kgmを発生。ミッションは5段MTと電子制御4段AT(1.5リッターモデルは2ウェイ4段AT)が用意された。
最初はムーンルーフだったが、これに代えて爽快なTバールーフも登場する。
1986年夏にマイナーチェンジを行い、4A-GELU型DOHCにルーツ式スーパーチャージャーを装着した高性能モデルを追加した。過給機のアシストによって動力性能はネット145ps/19.0kgmに跳ね上がる。1987年夏には4A-GELU型エンジンの改良を行った。
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