エコ仕様の「フィアット500 PUR-02」が日本に上陸

2009.09.24 自動車ニュース webCG 編集部
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エコ仕様の「フィアット500 PUR-02」が日本に上陸

フィアット・グループ・オートモービルズ・ジャパンは、フィアット500のエコモデル「PUR-02」を、東京・お台場で開催中の展示会に出展した。

■運転パターンをPCが診断

日本初披露となる「フィアット500 PUR-02」は、フィアット500の1.2リッターエンジン搭載車をベースに、アイドリングストップ機構や運転解析装置を搭載した低燃費・低CO2排出仕様だ。

「Start&Stop」と呼ばれるアイドリングストップ機構は、信号待ちなどで停止するとエンジンが自動的にストップし、ドライバーがブレーキペダルから足を離すか、ギアを操作するとエンジンが再始動するシステム。これにより燃料消費は約12%低減するという。

もうひとつの注目デバイスは、「eco:Drive」と名付けられた運転解析装置。米マイクロソフト社との共同開発で生まれたこのシステムは、車載コンピュータがドライバーの運転スタイルをモニタリングし、そのデータをUSBメモリを介してパソコンに転送すると、専用ソフトウェアがデータを解析、省燃費やCO2排出量削減のためのアドバイスをしてくれるというもの。これらの技術は、すでに欧州仕様に搭載されている。

フィアット500 PUR-02は、2009年9月24日から10月17日まで、東京・お台場の日本科学未来館にて開催される「ZIGZAG 伝統革新 未来を走るイタリア」に出展される(日本導入は未定)。同イベントでは、自動車をはじめ、オートバイ、自転車、鉄道、船舶から宇宙開発にいたるまで、イタリア企業によるサステナブルモビリティを目指した取り組みや最先端技術を一挙に見られる。

●ZIGZAG 伝統革新 未来を走るイタリア
http://www.italy-zigzag.net/

(webCG 曽宮)

フィアット500 PUR-02
フィアット500 PUR-02 拡大
マイクロソフトと共同開発した「eco:Drive」を搭載。車載コンピュータがモニタリングした運転情報データをUSBを介してPCに読み込ませると、専用ソフトウェアが解析し、省燃費や排出量削減のためのアドバイスをしてもらえる。
マイクロソフトと共同開発した「eco:Drive」を搭載。車載コンピュータがモニタリングした運転情報データをUSBを介してPCに読み込ませると、専用ソフトウェアが解析し、省燃費や排出量削減のためのアドバイスをしてもらえる。 拡大

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