第3のMINI、「コンバーチブル」がデビュー
2009.04.16 自動車ニュース第3のMINI、「コンバーチブル」がデビュー
BMWジャパンは2009年4月15日、プレミアムコンパクトカー「MINIコンバーチブル」をフルモデルチェンジし、同日販売を開始した。
2007年2月に「ハッチバック」が第2世代にバトンタッチし、2008年3月にエステートボディの「クラブマン」が追加、そしていよいよ旧型が継続販売されていた「コンバーチブル」も新型に生まれ変わる。なお、欧州では2008年11月にすでに発表されている。
発売グレードは、1.6リッター直4の「クーパー」と、同ターボの「クーパーS」という2種。いずれもハッチバックに搭載されているユニットと同型で、トランスミッションは、それぞれに6段ATと6段MTが用意された。
エクステリア/インテリアデザインは、基本的に現行ハッチバックモデルに準ずるもの。
コンバーチブルの特徴となる、ソフトトップの開閉に要する時間は約15秒。30km/h以下であれば、走行時でも開閉が可能になった。従来型同様に、ルーフ前端部分のみを巻き上げる、スライディングルーフ機能も与えられる。なおルーフ開放時には、車内の快適性を高めるため、エアコンが自動的にオープンモードに切り替わるという。オープンにしている時間を計測する「Always Open Timer」が、オプションで用意されるのはユニーク。
オープン化に対応し、安全性の向上も図られた。フロアパネル、Aピラー、サイドシルなどを新設計し衝突安全性を高めたほか、6つのエアバッグ、急ブレーキ時にブレーキ圧を上昇させるブレーキアシスト機能も標準で与えられた。サイドウィンドウの大型化と格納式ロールオーバーバーの採用によって、前後左右の視界向上も謳われる。
ラゲッジスペースは先代モデルより拡大され、ルーフオープン時で170リッター、クローズ時には660リッターとなった。
価格は、MINIクーパーコンバーチブルが299.0万円(6MT)と318.0万円(6AT)、MINIクーパーSコンバーチブルが345.0万円(6MT)と358.0万円(6AT)。
(webCG 本諏訪)
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