「ホンダS2000」、とうとう生産終了
2009.01.27 自動車ニュース「ホンダS2000」、とうとう生産終了
ホンダは、オープンスポーツカー「S2000」の生産を、2009年6月末で終了することを発表した。
ホンダは2009年1月27日、本格スポーツカー「S2000」の生産終了を発表した。
S2000は、本田技研工業50周年記念モデルとして1999年に誕生。1リッターあたり100ps超の高出力を発生する高回転型NAエンジンや、高いボディ剛性を実現する専用プラットフォーム、50:50に近い前後重量配分など、リアルスポーツの名に恥じない数々の特徴を誇った。
デビュー以来、フルモデルチェンジは一度も経験していないが、車速対応型の可変ギアレシオステアリング(VGS)の採用や低中速トルクの拡大を狙ったエンジンの排気量アップ、タイヤサイズの変更など、地道な改良により進化を続けてきた。
しかしながら約9年間での販売台数は国内累計で2万台。全世界でも11万台と、景気の良い数字とは言えなかったのも事実。やむなく生産終了を迎えることとなった。
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(webCG 曽宮)
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