「アウディQ5」新エンジンで燃費向上
2012.11.21 自動車ニュース「アウディQ5」がマイナーチェンジ、新エンジンで燃費性能と出力を向上
アウディ ジャパンは2012年11月21日、ミドルサイズSUVの「アウディQ5」をマイナーチェンジし、販売を開始した。
今回の改良ではエンジンのラインナップを刷新。用意される2種類のうち、2リッター直噴ターボは224ps/4500-6250rpm、35.7kgm/1500-4500rpmと、従来から最高出力を13ps向上。同時に燃費性能も12.5km/リッター(JC08モード)に高められた。
一方、上位グレードに搭載されるV6エンジンは、従来の3.2リッター直噴自然吸気から3リッター直噴スーパーチャージャーに変更。最高出力を2psアップの272ps/4780-6500rpm、最大トルクを7.1kgm(70Nm)アップの40.9kgm/2150-4780rpmへと強化させながらも、燃費は11.1km/リッター(JC08モード)へと、約15%の改善をみた。
エクステリアデザインも手が加えられており、フロントのシングルフレームグリルは上部コーナーの角を落とした六角形の形状に変更。ヘッドランプも、HIDユニットの周囲をLEDポジショニングランプが囲うデザインに改められた。さらにフロントバンパー、エアインレット、フロントフォグランプなども一新されている。
インテリアについても、ステアリングホイールを3スポークの新デザインに変更。コントロールスイッチ類にはクロムリングがあしらわれ、センターコンソールのパネルはピアノブラック仕上げとなった。
グレードは、「Q5 2.0TFSIクワトロ」(579万円)と「Q5 3.0TFSIクワトロ」(673万円)の2種類。それぞれにプラス25万円で、スポーティーな装いの「Sラインパッケージ」が用意される。
(webCG)