アウディが新型「Q5」「Q5スポーツバック」を発売 導入記念の限定モデルも
2025.07.24 自動車ニュース![]() |
アウディ ジャパンは2025年7月24日、ミッドサイズSUV「Q5」「Q5スポーツバック」の新型を国内に導入すると発表。高性能バージョンの「SQ5」「SQ5スポーツバック」と合わせ、同日、販売を開始した。
◆アウディQ5/Q5スポーツバックの姿をフォトギャラリーで見る(42枚)
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新型アウディQ5は、2008年に登場した初代から数えて第3世代となるモデル(Q5スポーツバックは第2世代)。アウディのSUVとしては、新世代内燃機関のPPC(プレミアムプラットフォームコンバッション)をベースとする初のモデルで、「プレミアムミッドサイズSUVセグメントで新しい基準を打ち立てる」とうたわれる。
ボディーサイズはQ5の場合で全長×全幅×全高=4715×1900×1655mm。先代に対しては前後に35mm長く、10mm低くなっている。Q5スポーツバックの同値は4715×1900×1650mmで、先代よりも20mm長い。ホイールベースはともに先代比-5mmの2820mmである。
エクステリアは、従来型よりも立体的で抑揚のあるボディーラインが特徴で、シャープかつスポーティーな印象を強めたとアピールされる。デザイン上は「advanced(アドバンスト)」と「S line(Sライン)」の2バージョンが設定されており、SラインおよびSQ5シリーズは、フロントエアインテークがより大きく、リアディフューザーもよりスポーティーなデザインになるなど、走行性能の高さが一段と強調されている。
インテリアにおいては、曲面OLEDテクノロジーを備えた11.9インチのアウディバーチャルコックピットと、14.5インチのMMIタッチディスプレイで構成されるインストゥルメントパネルが特徴的。さらにオプションで助手席専用の10.9インチMMIパッセンジャーディスプレイも追加できる。後席に前後スライド機構が備わり、背もたれが3分割の可倒式になっているなど、SUVとしてのユーティリティーの高さも自慢だ。
ラゲッジスペースの容量は、Q5/SQ5が5人乗車時で502リッター。後席の背もたれを倒した場合、1473リッターにまで拡大できる。Q5スポーツバック/SQ5スポーツバックについては515~1415リッターである。
パワーユニットは2リッター直4ガソリンターボ(最高出力204PS、最大トルク340N・m)と2リッター直4ディーゼルターボ(同204PS、同400N・m)、3リッターV6ガソリンターボ(同367PS、同550N・m)の計3種類。いずれも「48V MHEV plusマイルドハイブリッドシステム」が組み合わされており、7段Sトロニック(AT)を介して4輪を駆動する。
ラインナップと価格は以下のとおり。スポーツバックは一律、SUVモデルの35万円高となる。
【2リッター直4ガソリンターボ】
- Q5 TFSIクワトロ150kWアドバンスト:760万円
- Q5スポーツバックTFSIクワトロ150kWアドバンスト:795万円
【2リッター直4ディーゼルターボ】
- Q5 TDIクワトロ150kWアドバンスト:788万円
- Q5スポーツバックTDIクワトロ150kWアドバンスト:823万円
【3リッターV6ガソリンターボ】
- SQ5:1023万円
- SQ5スポーツバック:1058万円
また、新型Q5シリーズの導入に合わせて、台数300台の限定モデル「edition one(エディションワン)」も発売される。
同モデルは、ダークAudi rings&ブラックスタイリングパッケージ(ミラーはボディー同色)、ライティングパッケージ、テクノロジーパッケージプロを装備するSラインがベース。
マグネシウムグレーがアクセントになるフロントエアインレットや、ディフューザートリム、2色の色分けが施された21インチブラックメタリックポリッシュトのAudi Sport製マルチスポークSデザインアルミホイールなどが装着される。
ボディーカラーは「デイトナグレーパールエフェクト」「グレイシアホワイトメタリック」「ミトスブラックメタリック」「ナバーラブルーメタリック」の全4色で、インテリアカラーはブラック(スチールグレーステッチを採用)となる。価格は以下のとおり。
- Q5エディションワン:919万円
- Q5スポーツバック エディションワン:954万円
(webCG)