日産とクライスラー、協力関係をさらに前進
2008.04.16 自動車ニュース日産とクライスラー、協力関係をさらに前進
日産自動車とクライスラーは2008年4月15日、製品の相互OEM供給について、新たに2件の契約を結んだと発表した。
日産は、クライスラーの新型コンパクトカーを神奈川県横須賀市の追浜工場で生産。2010年、欧米をはじめとする世界各国の市場に投入する。
対するクライスラーは、日産向けにフルサイズピックアップをメキシコのサルティヨ工場で生産し、2011年に北米で発売する予定だ。
日産のカルロス・タバレス副社長は、「今回の合意は、世界の複数メーカーと日産とのWIN-WIN(双方にとって好都合な)関係に基づく製品相互供給の実績を、さらに積み上げるものである」とコメントした。
同社は今年1月11日、「ヴァーサセダン」(日本名:ティーダラティオ)をベースとした新型モデルを、2009年からクライスラーにOEM供給するとアナウンスしたばかり。今回の契約はそれに次ぐものとなる。
(webCG 関)
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