VWシロッコが復活!【ジュネーブショー08】
2008.03.03 自動車ニュース【ジュネーブショー08】VWシロッコが復活!
フォルクスワーゲンは、ジュネーブショーで新しい2ドアクーペ「シロッコ」などを世界初公開すると発表した。
■2ドア・4人乗りの毎日使えるスポーツカー
以前より噂されていた「フォルクスワーゲン・シロッコ」の復活が明らかになった。フォルクスワーゲンが、2008年3月のジュネーブショーで新生シロッコをお披露目すると発表したのだ。
シロッコは1974年に発表され、92年までの間に累計50万台以上が生産されたフォルクスワーゲンのコンパクトクーペ。主なレイアウトおよびコンポーネンツをゴルフと共有し、誕生時期がほぼ同じならデザイナーも同じジョルジェット・ジウジアーロという成り立ちを持つ。しかし、できあがったクルマのスタイルはまったく異なり、ゴルフが実用重視なら、シロッコはデザイン重視のスポーティな2ドアという具合に、コンセプトやスタイリングで明確な差別化が図られていた。
2006年10月、フォルクスワーゲンがパリサロンにて「アイロック」を発表した時点で、シロッコの復活は一気に現実味を帯びた。同社は、シロッコをモチーフに作られたそのコンパクトクーペを2008年に発表すると明言。そして公約通り、初代誕生から34年後の同じショーで、新生シロッコが登場することとなった。
市販モデルの写真や概要はまだ公開されていないが、ゴルフをベースに作られたスポーティなクルマであるのは間違いなく、エンジンは高トルクと低燃費を特徴とするTDI(ディーゼル)/TSI(ガソリン)の計3タイプが用意される模様。おそらく初代同様に、高性能版「GTI」も設定されるだろう。また発表によれば、室内には大人4名が乗れる空間をもち、毎日使えるスポーツカーに仕上がっているとのことだ。
フォルクスワーゲンはシロッコのほかにも、既存モデルの追加車種など7台のニューモデルをワールドプレミアする。その中には、ディーゼルエンジンにハイブリッド技術を組み合わせた「ゴルフTDIハイブリッド」や「パサート ヴァリアント TSIエコフューエル」「シャラン・ブルーモーション」などのエコモデルが含まれる。
(webCG 曽宮)
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