レクサス、LF-Aのオープン版を発表【デトロイトショー08】
2008.01.21 自動車ニュース【デトロイトショー08】レクサス、LF-Aのオープン版を発表
トヨタ自動車は、V10搭載のスーパースポーツ「レクサス LF-Aロードスター」をデトロイトショーで発表した。
■スーパースポーツの本命登場?
2005年のデトロイトショーで初めてコンセプトカーが出展されたレクサスの高性能スポーツカー「LF-A」。2007年の同じショーではデザインの洗練を増した進化版がお披露目され、スーパースポーツ・プロジェクトが着々と進行していることをうかがわせた。
そして2008年のデトロイトショーでは、シリーズ初となるオープンバージョンが登場した。クーペに続きロードスター版が登場したことで、レクサスの未来のスポーツカーには、クーペとオープンの2タイプのボディバリエーションが揃うことがほぼ確実となった。
パワートレインはクーペ同様、5リッターV10をフロントミドに搭載する。最高出力は500ps以上。トランスミッションは、シーケンシャル マニュアルをリアタイヤの前方に配置したトランスアクスル形式とし、前後重量配分が最適化された。
クーペ版のLF-Aは、ボディ構造にカーボンファイバーやアルミ合金を採用するが、屋根が切り落とされたロードスターにおいても、スポーツカーにふさわしい高いボディ剛性が確保されているという。
デザインとエンジニアリングの両方の視点から「プレミアムスポーツかくあるべし」を追究していくと、やはり最終的にはオープンに行き着くのだろうか。その論拠を裏付けるかのように、ポルシェやフェラーリ、アストン・マーティンなど世界トップレベルのスポーツカーには、ほぼ例外なくオープンモデルが設定されている。レクサスがそのグループに仲間入りするのは、そう先のことではないかもしれない。
(webCG 曽宮)
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