ヒュンダイの高級セダン「ジェネシス」がデビュー
2008.01.09 自動車ニュースヒュンダイの高級セダン「ジェネシス」がデビュー
ヒュンダイは、新型の高級セダン「Genesis」(ジェネシス)を2008年1月8日に発表した。
■メルセデスやレクサスと真向勝負
「ヒュンダイ・ジェネシス」は、いわゆるEセグメントに属するラクシャリーセダン。同社の新しいフラッグシップで、「欧州車が独占している高級車市場に斬り込む決意の象徴たるモデル」(リリース)とされる。具体的なライバルとして挙げられるのは、「メルセデス・ベンツEクラス」「BMW 5シリーズ」「レクサスGS」だ。
ボディサイズは、全長×全幅×全高=4975×1890×1480mmで、ホイールベースは2935mm。レクサスGS(4850×1820×1425mm/2850mm)とレクサスLS(5030×1875×1465mm/2970mm)の中間的な体躯をもつ。
■パワーユニットはV6&V8
搭載されるエンジンは、吸排気とも可変バルブタイミング機構を備える3.3リッターV6(262ps/6200rpm、32.2kgm/4500rpm)と3.6リッター(290ps/6200rpm、36.5kgm/4500rpm)の2本。シーケンシャルモード付きのアイシン製6ATが組み合わされる。
さらに年内には、4.6リッターのV8ユニットが追加投入される予定だ。
足まわりは、前後ともマルチリンク式のサスペンションで、3.3リッターモデルは17インチ、3.6リッターモデルには18インチのホイールが、それぞれ組み合わされる。
駆動方式はFR。前後の重量配分は53:47。ボディ製造の過程では、通常の溶接に加えて接着剤が用いられた。結果、前述のライバルたちより12〜14%の剛性アップが実現できたという。
安全面では、8エアバッグ、アクティブヘッドレストなどを装備。アクティブセーフティを高めるESC(エレクトリックスタビリティコントロール)や8ソナー、オートレベライザー付きHID(ヘッドランプ)なども標準装備される。
価格は、4050万ウォン(約470万円)から5280万ウォン(615万円)まで。年内は、韓国内で3万5000台、6月の北米が皮切りとなる海外では2万台の販売が見込まれている。
(webCG 関)
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