■【出展車紹介】「メルセデス・ベンツF700」のパワーユニットDIESOTTOに注目
メルセデス・ベンツは環境対応技術での先進性を強く印象づける展示を行う。
■ ガソリンエンジン、それともディーゼル?
コンセプトカーの「F700」は、環境問題に対するメルセデス・ベンツからの大胆な提案である。ディーゼルエンジンのように自己着火方式を使うが、基本はガソリンエンジン(オットーサイクル)というパワーユニットは、DIESOTTO(ディゾット)と名付けられている。
1.8リッターという小排気量から2ステージターボで238馬力を稼ぎ出し、さらに電気モーターが20馬力を上乗せする。それでいてリッターあたり20km近い燃費を実現するという。
アクティブサスペンションの「PRE-SCAN」はレーザースキャナーで路面状況をとらえ、油圧制御するというもの。押し出しの強いエクステリアデザインも含め、メルセデスの意気込みが伝わるモデルだ。
メルセデスの誇るクリーンディーゼルの「ブルーテック」では、ハイブリッドモデルが出展される。ユーロ6をクリアする環境ディーゼルをハイブリッド化し、CO2削減も達成しようというものだ。こちらはかなり現実的な段階にある技術で、早い段階で市販車への搭載が検討されるはずだ。
燃料電池技術とあわせ、環境対応技術が強くアピールされる展示となりそうだ。
また、市販予定の「C63 AMG」のほか「SLR ロードスター」なども見逃せない。
(別冊単行本編集室 鈴木)
新着記事
-
NEW
スポーツカーに未来はあるか?
2026.9.1あの多田哲哉のクルマQ&A年々、開発環境が厳しくなるといわれるスポーツカーは、この先も存在しうるのか? トヨタのエンジニアとしてさまざまなスポーツカーを開発してきた多田哲哉さんに“未来のスポーツカー像”を聞いた。 -
NEW
トヨタGRヤリスRZ“ハイパフォーマンス”+エアロパフォーマンスパッケージ【試乗記】
2026.9.1試乗記2020年のデビュー以来、間断なく進化を続けてきたコンパクトスポーツの「トヨタGRヤリス」。一般ユーザーの間ではもちろん、コンペティションの世界でもチューニングのかいわいでも光を放つ一台は、2026年モデルでどう進化したのか? その走りを報告する。 -
“自然を連想する車名”の名車特集
2026.9.1日刊!名車列伝暑さが和らぐ一方で、台風シーズンとも呼ばれる9月。その風をはじめ、星座、景観など自然を連想させる名前が与えられた、世界の名車を日替わりで紹介します。 -
興味があるのはたったの3割!? 自動車業界を揺るがすSDVやAIって本当に必要なの?
2026.8.31デイリーコラム自動車も、スマホのように機能がアップデートできるようになる! ……ということで注目されるソフトウエアディファインドビークル(SDV)だが、日本のユーザーの多くが「いらない」と思っていることが判明! 急速に進むデジタル技術の、必要性について考えた。 -
第343回:おやじ、涅槃で待つ
2026.8.31カーマニア人間国宝への道清水草一の話題の連載。ちまたでの評判がよく、売れ行き好調の新型「日産キックス」に試乗した。その出来はカーマニアをも満足させる評判どおりのもので、新車購入のきっかけにもなった。え? 購入したのはキックスではない? -
アウディQ3スポーツバックTFSIクワトロ150kWアドバンスト(4WD)【試乗記】
2026.8.31試乗記フルモデルチェンジした「アウディQ3スポーツバック」に試乗。プラットフォームやパワートレインこそ従来型の改良版ではあるものの、内外装のデザインやインフォテインメント、効率性のすべてにおいて大幅な進化を遂げたという。その仕上がりやいかに。