「三菱パジェロ」が新グレード追加と一部改良

2007.10.22 自動車ニュース webCG 編集部
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「三菱パジェロ」が新グレード追加と一部改良

三菱自動車工業は、「パジェロ」に新グレードを設定するとともに、従来グレードを一部改良、2007年10月17日に発売した。

■ふたつの新装備

今回の改良で、「高精度レインライトセンサー」と、ショートボディ専用のオーディオシステム「ミツビシパワーサウンドシステム」の、2つの装備が新たに加わった。

高精度レインライトセンサーは、雨滴感応オートワイパー機能とオートライト機能を統合。フロントウィンドシールドのガラス表面の雨滴を検出し、雨量に合わせて間欠作動を行うとともに、従来の照度センサーを改良することで、より的確なタイミングでのヘッドランプの自動点灯・消灯を可能にしたという。
「SUPER EXCEED」(ロング/ショート)、「EXCEED-X」に標準装備。

ミツビシパワーサウンドシステムは、中高音域のリアルな再生を謳う8つの高性能スピーカーと、DSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)を搭載したハイパワーアンプを組み合わせたもの。
「SUPER EXCEED」(ショート)に標準装備、「VR-II」「VR-I」にメーカーオプションとして設定される。


■ロングボディに新グレード「GR」

ロングボディには、従来あった「ZR-S」をベースに、上級グレードと同様の外観とした「GR」が追加された。フロントグリルがブラックからメッキになるほか、ドアミラー、ドアアウターハンドル、ホイールリップモールをボディ同色とし、サイドステップも装備される。価格は、285万6000円(5MT)/296万1000円(4AT)。

また、「SUPER EXCEED」「EXCEED-X」「EXCEED」「ZR」を一部改良。スーパーエクシードとエクシードXには、高精度レインライトセンサーを採用したほか、エクシードXとエクシードのフロントスキッドプレートとリヤバンパーアンダーカバーをブラックからシルバーに変更。これに加えてエクシードは、スペアタイヤガーニッシュがボディ同色となり、フロントフォグランプが標準装備となった。ベーシックグレードのZRは、従来設定の「ZR ベーシックパッケージ」に準じた装備内容に改良された。

■上級と廉価グレードが加わったショートボディ

ショートボディは、最上級グレード「SUPER EXCEED」と最もベーシックなグレード「VR」を新たに設定。加えて、「VR-I」を一部改良した。

スーパーエクシードは、従来の「VR-II」がベース。前述の新装備を2つとも標準で備える贅沢なグレードだ。ドアアウターハンドル、ドアミラーなどをメッキとしたほか、スペアタイヤガーニッシュ、ホイールリップモールをボディ同色化。足元は18インチ10スポークアルミホイールで飾られる。インテリアはブラックを基調に、木目調パネルを組み合わせ、本革シートを採用した。価格は392万7000円。

パジェロシリーズ中、最も廉価な価格設定がされる「VR」は、従来の「VR-I ベーシックパッケージ」に準じた装備を持つ。改良を受けた「VR-I」は、ボディ同色のドアアウターハンドル、ドアミラー、ホイールリップモール、サイドステップを装備する。

(webCG 依田)

新たに追加された「パジェロ GR」(ロングボディ)
新たに追加された「パジェロ GR」(ロングボディ)

「三菱パジェロ」が新グレード追加と一部改良の画像
「パジェロ EXCEED」(ロングボディ)
「パジェロ EXCEED」(ロングボディ)
「パジェロ EXCEED」(ロングボディ)のインパネ
「パジェロ EXCEED」(ロングボディ)のインパネ
「パジェロ VR-I」(ショート)
「パジェロ VR-I」(ショート)
「パジェロ SUPER EXCEED」(ショート)のインテリア
「パジェロ SUPER EXCEED」(ショート)のインテリア

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