■【出展車紹介】プジョー「308RC Zコンセプト」のほか、ルマン参戦「908」も注目
プジョー・ブースには、コンセプトカーの「308RC Z」のほか、11台の車両と1基のエンジンが展示される。
■新型「308」ベースの「308RC Zコンセプト」
新型「308」の発表に合わせて、先のフランクフルトショーで世界初公開された2ドアクーペのコンセプトカー「308RC Z」。丸みを帯びたフォルムと小さなキャビンは、「アウディTT」に始まる現代のスポーツクーペに共通する要素である。
全長4276×全幅1840×全高1320mmのボディは、軽量化のためアルミやカーボンを多用。2+2の室内はレザーとアルミを用い、ただのコンセプトカーでは終わらないかもしれないデキ、と現地取材陣は伝える。
PSAプジョー・シトロエンとBMWとの共同開発になる、1.6リッターツインスクロールターボエンジン(215ps)を搭載。
なお、新型308および308SWプロローグは出展されない模様だ。
■来年春導入予定「207SW/207SW GTi」
この3月から日本市場にも導入されている「207」のワゴンモデルが、新登場の「207SW」。フロントまわりをハッチバックと共用し、サイドからリアにかけてを専用デザインとする。全長寸法を+119mmの4156mmへと延ばし、ラゲッジスペースを大幅に拡大した。ルーフには面積の広いパノラミックガラスサンルーフを、テールゲートにはガラスハッチを採用。
もう1台の参考出品車「207SW GTi」は、EP6DTS型DOHC16バルブ、1.6リッター直噴ツインスクロールターボエンジン(175ps)を載せたスポーティモデルだ。どちらも来春、日本市場に導入の予定。
■来年のルマンでは優勝を「908HDi FAP」
今年のルマン24時間レースに久々の復帰を果たし、準備万全とはいえなかったにもかかわらず総合2位入賞を獲得。5.5リッターのV12HDi直噴ディーゼルターボエンジンを搭載する。オープンボディが多くなった現代、クローズドボディは新鮮に映る。来年のルマンで優勝争いを演じることが、当初からの目標といわれる。
(文=knzy)
-
NEW
トヨタ・カローラ クロスGRスポーツ(4WD/CVT)【試乗記】
2025.10.21試乗記「トヨタ・カローラ クロス」のマイナーチェンジに合わせて追加設定された、初のスポーティーグレード「GRスポーツ」に試乗。排気量をアップしたハイブリッドパワートレインや強化されたボディー、そして専用セッティングのリアサスが織りなす走りの印象を報告する。 -
NEW
SUVやミニバンに備わるリアワイパーがセダンに少ないのはなぜ?
2025.10.21あの多田哲哉のクルマQ&ASUVやミニバンではリアウィンドウにワイパーが装着されているのが一般的なのに、セダンでの装着例は非常に少ない。その理由は? トヨタでさまざまな車両を開発してきた多田哲哉さんに聞いた。 -
NEW
2025-2026 Winter webCGタイヤセレクション
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>2025-2026 Winterシーズンに注目のタイヤをwebCGが独自にリポート。一年を通して履き替えいらずのオールシーズンタイヤか、それともスノー/アイス性能に磨きをかけ、より進化したスタッドレスタイヤか。最新ラインナップを詳しく紹介する。 -
NEW
進化したオールシーズンタイヤ「N-BLUE 4Season 2」の走りを体感
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>欧州・北米に続き、ネクセンの最新オールシーズンタイヤ「N-BLUE 4Season 2(エヌブルー4シーズン2)」が日本にも上陸。進化したその性能は、いかなるものなのか。「ルノー・カングー」に装着したオーナーのロングドライブに同行し、リアルな評価を聞いた。 -
NEW
ウインターライフが変わる・広がる ダンロップ「シンクロウェザー」の真価
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>あらゆる路面にシンクロし、四季を通して高い性能を発揮する、ダンロップのオールシーズンタイヤ「シンクロウェザー」。そのウインター性能はどれほどのものか? 横浜、河口湖、八ヶ岳の3拠点生活を送る自動車ヘビーユーザーが、冬の八ヶ岳でその真価に触れた。 -
第321回:私の名前を覚えていますか
2025.10.20カーマニア人間国宝への道清水草一の話題の連載。24年ぶりに復活したホンダの新型「プレリュード」がリバイバルヒットを飛ばすなか、その陰でひっそりと消えていく2ドアクーペがある。今回はスペシャリティークーペについて、カーマニア的に考察した。