■【出展車紹介】「スバルG4e CONCEPT」環境にやさしいEVコンセプトカー
今年のスバルのテーマは「Fantastic moments」。「快適・信頼の新しい走りと地球環境の融合」の実現を目指すという。会場には、コンセプトカー2台を始め新型モデルや、コラボモデルなど全8台を出展する。
■次世代電気自動車
軽自動車「R1」ベースの電気自動車である「R1e」も、現状では共同開発した東京電力プロパーの実験的フリートユースにすぎないが、今回出展する「G4e CONCEPT(ジーフォーイー・コンセプト)」は文字どおり“コンセプト”のレベルに留まるのであろう。
弟分ともいえる「R1e」とはクラスがふたまわり以上も上級にもかかわらず、そのR1eに較べて航続距離が2倍に達することが最大のセリングポントの純粋EV(電気自動車)である。
ベースはインプレッサ/レガシィ用のプラットフォームで、そのためホイールベースは2650mmもあり、5名乗車が可能だが、軽量素材の採用や空力特性の最適化により高効率が実現したもの。
パワー/駆動系では、同じリチウムイオン式バッテリーでも、従来のマンガン系プラス電極に比べて2〜3倍のリチウムイオンを蓄えることのできるバナジウム系リチウムイオンバッテリーを新たに開発・採用したことがこのブレークスルーへとつながった。
バッテリーはすべて床下に収納され、スペース効率アップと低重心化、そして4輪への重量配分適正化に寄与した。
新世代スバル共通のツルッとしたスタイリングは同じデザイナーの手になるものだとか。ちなみに、車名は「Green for the Earth」に由来するのだそうだ。
(別冊単行本編集室 道田)
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