■【出展車紹介】「スバルG4e CONCEPT」環境にやさしいEVコンセプトカー
今年のスバルのテーマは「Fantastic moments」。「快適・信頼の新しい走りと地球環境の融合」の実現を目指すという。会場には、コンセプトカー2台を始め新型モデルや、コラボモデルなど全8台を出展する。
■次世代電気自動車
軽自動車「R1」ベースの電気自動車である「R1e」も、現状では共同開発した東京電力プロパーの実験的フリートユースにすぎないが、今回出展する「G4e CONCEPT(ジーフォーイー・コンセプト)」は文字どおり“コンセプト”のレベルに留まるのであろう。
弟分ともいえる「R1e」とはクラスがふたまわり以上も上級にもかかわらず、そのR1eに較べて航続距離が2倍に達することが最大のセリングポントの純粋EV(電気自動車)である。
ベースはインプレッサ/レガシィ用のプラットフォームで、そのためホイールベースは2650mmもあり、5名乗車が可能だが、軽量素材の採用や空力特性の最適化により高効率が実現したもの。
パワー/駆動系では、同じリチウムイオン式バッテリーでも、従来のマンガン系プラス電極に比べて2〜3倍のリチウムイオンを蓄えることのできるバナジウム系リチウムイオンバッテリーを新たに開発・採用したことがこのブレークスルーへとつながった。
バッテリーはすべて床下に収納され、スペース効率アップと低重心化、そして4輪への重量配分適正化に寄与した。
新世代スバル共通のツルッとしたスタイリングは同じデザイナーの手になるものだとか。ちなみに、車名は「Green for the Earth」に由来するのだそうだ。
(別冊単行本編集室 道田)
-
NEW
トヨタ・カローラ クロスGRスポーツ(4WD/CVT)【試乗記】
2025.10.21試乗記「トヨタ・カローラ クロス」のマイナーチェンジに合わせて追加設定された、初のスポーティーグレード「GRスポーツ」に試乗。排気量をアップしたハイブリッドパワートレインや強化されたボディー、そして専用セッティングのリアサスが織りなす走りの印象を報告する。 -
NEW
SUVやミニバンに備わるリアワイパーがセダンに少ないのはなぜ?
2025.10.21あの多田哲哉のクルマQ&ASUVやミニバンではリアウィンドウにワイパーが装着されているのが一般的なのに、セダンでの装着例は非常に少ない。その理由は? トヨタでさまざまな車両を開発してきた多田哲哉さんに聞いた。 -
2025-2026 Winter webCGタイヤセレクション
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>2025-2026 Winterシーズンに注目のタイヤをwebCGが独自にリポート。一年を通して履き替えいらずのオールシーズンタイヤか、それともスノー/アイス性能に磨きをかけ、より進化したスタッドレスタイヤか。最新ラインナップを詳しく紹介する。 -
進化したオールシーズンタイヤ「N-BLUE 4Season 2」の走りを体感
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>欧州・北米に続き、ネクセンの最新オールシーズンタイヤ「N-BLUE 4Season 2(エヌブルー4シーズン2)」が日本にも上陸。進化したその性能は、いかなるものなのか。「ルノー・カングー」に装着したオーナーのロングドライブに同行し、リアルな評価を聞いた。 -
ウインターライフが変わる・広がる ダンロップ「シンクロウェザー」の真価
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>あらゆる路面にシンクロし、四季を通して高い性能を発揮する、ダンロップのオールシーズンタイヤ「シンクロウェザー」。そのウインター性能はどれほどのものか? 横浜、河口湖、八ヶ岳の3拠点生活を送る自動車ヘビーユーザーが、冬の八ヶ岳でその真価に触れた。 -
第321回:私の名前を覚えていますか
2025.10.20カーマニア人間国宝への道清水草一の話題の連載。24年ぶりに復活したホンダの新型「プレリュード」がリバイバルヒットを飛ばすなか、その陰でひっそりと消えていく2ドアクーペがある。今回はスペシャリティークーペについて、カーマニア的に考察した。